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今年のテーマはたぶんユーロだろうな、と思います

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2024/01/29
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今年のテーマはたぶんユーロだろうな、と思います おはようございます 今の株価の動きをみて思うことは、お互いがお互いを助け合い、崩れないように懸命に助け合っているように思います。個人的にはマーケットというのは人間の意思を体現したものであると思っています。ナスダックが高くなるとダウが上昇して相互を補完し、日本株が上昇しすぎると、米株が上昇する、企業業績が後退してくると個人消費が好調になってくる、というようになっています。これがほとんどのみなさんの考えていることなのだろう、と思います。お互いに助け合う、という。実際の現場は、もう、少しのミスもみんなで総攻撃です。自民党の不正も松本人志もネットなどをみていると、彼らを悪に仕立て上げ、総攻撃状態です。やったことは悪い、と誰でも考えると思いますが、良い部分にもフォーカスを当て、公平な判断をする大人の社会にいつなるのであろうか? と思います。 マーケットのように助け合う、ような世界になればいいのにな、と思います。 ■ユーロの苦境 全体を見渡すと、中国の不景気とユーロの不景気というのは一致しているのであろうな、と思います。 まず、中国の貿易相手国1位はユーロ、ユーロ圏も貿易相手1位は中国です。中国の不動産バブル崩壊が主因と分析する方も多いですが、中国の不動産取得コストというのはほとんどゼロに近い状態です。2次、3次で取得をする人には莫大なコストになると思います。おそらく金融と不動産は切り離して考えるべき問題だと思います。そうなると何がいけないのか、ということですが、対米貿易がおそろしく低調になり、それの構造改革の問題だと思います。おまけに海外直接投資が中国人を筆頭に、キャピタルフライトしている状態です。 中国と同様、ドイツも貿易依存度が高い国です。これは、日本やアメリカとは違う構造で、貿易の依存率が50%を超えている状態です。日米は10-15%程度の依存率です。つまりコロナでデリバリーがほぼ不可能になった状態であれば、中独韓などは壊滅的な被害を受けることになります。

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