経済の千里眼　菅下清廣の“波動から見る未来予測” Vol.321～バブル兄弟～

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〈経済の千里眼〉 　　　　　菅下清廣の“波動から見る未来予測” 　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　 　　第321回 　 　　　　　　　　　～バブル兄弟～ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ （文中敬称略） 仕事柄、主要各紙、経済誌に日々目を通しているが、最近は週刊文春を読むのが楽しみだ。 「バブル兄弟」、五輪を喰った兄と長銀を潰した弟、高橋治之と高橋治則という連載が毎回興味深い内容だ。 西崎伸彦（にしざきのぶひこ）というフリーライターの取材、執筆が続いている。 2月1日号、第5回「就職、そして結婚」。 兄は新本社ビルが完成したばかりの電通へ。華やかな雰囲気を纏（まと）う医師の娘と結ばれる。弟は日本航空に入社。彼が熱をあげたのは、“北海道の政商”と呼ばれる男の娘だった、というのが今回の見出し。 高橋兄弟の華麗なる生い立ちと人脈。 そして次々と登場する人物が、いずれも日本の社会のセレブにつながる人たちだ。