狙いと異なる展開のダブル戦争
間もなく2年になるウクライナ戦争と昨年10月に勃発したイスラエル戦争は、当初の狙いとは異なる展開となっています。人道主義からの批判も両戦争で異なるダブル・スタンダードも露呈しました。世界一極支配勢力が多極化戦略勢力に仕掛けた戦いともいえますが、前者の狙い通りにいっていません。この流れは、この秋の米大統領選で、一極支配勢力に対抗するトランプ氏の優勢を暗示しているかもしれません。
「仕掛けは世界一極支配勢力だったが」
この2つの戦争、いずれも世界一極支配勢力対多極化勢力との戦いで、仕掛けは一極支配勢力によるものでした。ウクライナ戦争は、米英の世界一極支配勢力がウクライナ東部の親ロシア地域に内紛を起こし、ロシアの介入を誘導した面があります。ここでの一極支配勢力の狙いは、多極化戦略を進めるロシアの力を疲弊させ、同時に戦争で世界を分断させることでした。
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