田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.457
日本にいると気が滅入る感覚がわかったが、これは夜明け前ということでしょう
今の日本を外から見ていると日本が盛り返してきている感覚があって、その感覚のまま日本に来て数日経つ。
テレビはほとんど見ない。ネットや友人との会話くらいでアップデートしているが、せこくてケチなやつが威張っていたが、真相があばかれ赤っ恥かいているニュースばかり。
せこくてケチでビビりのくせに威張るアホは、実は昔から結構出世していたのだろうが、今やそれがいかにせこくてケチでビビりのくせに威張っていたか暴かれている感じですかね。
ある意味日本の膿がたくさん出るのだと思いましょう。今日も来日中の大型外国人投資家と話していたら「日本が素晴らしい」との話ばかり。日本株も日本の不動産も大チャンスで間違いないでしょう。彼らはあらゆる日本語の情報に全くアクセスしていないから、何も知らなくてちょっとうらやましかった。
大丈夫です。世界的にこういうアホがさらされて駆逐される波が日本にも来て、次世代は若手も女性もやりやすくなるでしょう。
いい時代が来る前の闇でしょう。夜明け前が一番暗いと言いますし。でも英語の世界にいると、日本でもアメリカンクラブや一橋大学ビジネススクールICSにいると、日本はどんどん明るくなる感じですよ。未来に目を向けましょう。
久しぶりに政治家時代を思い出す
私の一橋大学ビジネススクールICSの授業にゲスト講師としてきてくれた返礼で、今日は世界最大級のPEファンド、パートナーズグループの幹部研修会に飛び入りゲスト講師として参加。
世界中の政府系ファンドと仕事をしているパートナーズグループらしく、お題は「日本版政府系ファンド計画の全貌」。
オフレコなので思い切り話せてすっきりしました。この日のために色々と思い出しました。今となっては現実とは思えない話のようです。
永田町や霞が関で、当時でも今でもビッグネームであるあのような方々に、お世話になり、無礼もしたし、妄想的な動きもしたし、思い出してもあれが現実だったとは信じられません。まあ大昔ですしね。
過去を懐かしむわけではないですが、あの頃ぶつかり合ったり、支えてくれた人は、結構それなりに各々矜持があって敬意を持っていました。納得できないこともありましたが。
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