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mineoが長期契約優遇サービスを復活 石川 温の「スマホ業界新聞」Vol.550

石川温の「スマホ業界新聞」
-------------------------------------------------------------------------------------- 石川 温の「スマホ業界新聞」 2024/02/02(vol.550) -------------------------------------------------------------------------------------- 《目次》 1.mineoが長期契約優遇サービスを復活 ----IIJmioもガイドライン規制が外れ、今年はMVNOに勢い? 2. ソニーがポータブルデータトランスミッター「PDF-FP1」を発表 ----もしかしてスマホ機能をそぎ落とした「Xperia Pro II」? 3.IOWNの技術研究開発に452億円 ----国際競争力を高める道筋は? 4.今週のリリース&ニュース 5.編集後記 -------------------------------------------------------------------------------------- 1.mineoが長期契約優遇サービスを復活 ----IIJmioもガイドライン規制が外れ、今年はMVNOに勢い? ------------------------------------------------------------------------------------------ MVNOサービス「mineo」を展開するオプテージは2024年1月30日にサービス発表会を開催。長期契約優遇サービスを復活させ、端末割引も増額するキャンペーンを実施すると明らかにした。 今回の内容はもちろん、昨年12月27日に改定したガイドラインの影響が大きい。2019年に改定されたガイドラインでは、すべての契約者数の0.7%、100万契約を超えるMVNOに対して、MNOと同じ扱いとなり、100万契約を超えていたIIJmioとmineoに対して、MNOと同様に長期契約者への優遇や端末の割引に制限がかかっていた。 mineoとしては2017年から提供していた「ファン∞とく」の内容を2020年3月から、契約期間の長さではなく、コミュニティサービス「マイネ王」の活動量に応じてコインを付与するという内容に変更を余儀なくされていた。今回のガイドライン改正で復活させたというわけだ。 そもそも、2019年の段階で、この2社をMNOと同等に扱うと決めたこと自体、意味不明であった。 確かに、MNOの特定関係法人が手がけるMVNOが対象となるのは当然だ。一方で、独立系であるはずのIIJやオプテージを対象に含め、競争力を落としてしまったのは失策と認めざるを得ないのではないか。

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  • 日々、発信されるスマートフォン関連のニュース。アップル・iPhoneにまつわる噂話から、続々と登場するAndroidスマートフォンの新製品情報。ネットワーク障害やキャリアの新サービスなど、話題に事欠かないのがスマートフォン業界です。膨大なニュース記事があるなか、果たして、どの情報が重要で、今後を占う意味で重要になってくるのか。ケータイジャーナリスト・石川 温が独自の取材網を生かしたレポート記事を執筆。さらに業界のキーマンにもインタビュー取材を行い、スマートフォン業界の「今」を伝えます。スマートフォン業界人の「必読紙」を目指します。
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