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国際戦略コラム有料版p0805.ウクライナの国家危機と第3次世界大戦

国際戦略コラム有料版
******************************  国際戦略コラム NO.p0805       ??? http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???           2024.02.05       ??? ******************************       ウクライナの国家危機と第3次世界大戦 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ウ軍への砲弾不足や人員不足で、防戦状況になっているが、この上 国内ゼレンスキー大統領とザルジニー総司令官との対立が出てきて 、ウクライナの危機になっている。現状と今後を検討する。                         津田より 0.米国と世界の状況 ------------------------------ NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、 2024年1月26日は38,109ドルで過去最高値になり、29日は224ドル高 の38,333ドルで更新、30日は133ドル高の38,467ドルで更新、31日は 317ドル安の38,150ドル、2月1日は369ドル高の38,519ドルで更新、 2日は134ドル高の38,654ドルで更新。 先週、株価は300ドル上昇した。過去最高値を更新して、3万8500ド ルを越えた。1月31日のFOMCでは、利下げはなく据え置きであったが 、株価は上昇ペースである。景気減速がなく、楽観的な見方が広が っている。2月2日発表の1月米非農業部門雇用者数でも35.3万人と、 予想18.5万人や前回21.6万人より多く、米景気は順調のようだ。 しかし、米国の銀行は約6,850億ドルの含み損に直面している。この 損は米国債の金利上昇による評価損であるが、その上にNYCB(ニュー ヨークの地銀)は、貸し倒れ引当金を予想以上に積み増したことで赤 字になり、NYCBの株価は37%安で、その理由が商業用不動産の下落だ。 しかし、商業用不動産下落の影響は、多くの銀行で出ているはずで あり、ドイツ銀行も引当金を4倍に増やし、8000人の人員削減をして いるし、日本のあおぞら銀行も米商業用不動産向けローンで追加引 当金を計上することで、赤字決算になるという。このため、ストッ プ安にもなっている。 このように、日本の銀行でも引当金を積み増す状況であり、米地銀 の多くが赤字決算になる可能性がある。米国は景気が良いのに商業 用不動産は下落している。 FRBとしては、景気指標は良いので利下げはできないが、金融危機が 起これば、銀行の国債評価損を押さえるためにも、利下げを必要と している。どちらが先に起こるかで、対応が変化する事態になって いる。 株高であるが、その株高を支えているのは、今までは7社であったが 、テスラはEV神話が崩れ、利益率が大きく減少して下落し、アップ ルやグーグル、アマゾンも売り上げの伸びが少なく、株価は下落し ている。

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