No.610 (2024年02月04日発行)
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
新NISAで何も知らないまま株式市場に入って来た人の大半は資金を失うと思う理由
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
★『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』のバックナンバーはこちらから購入できます。
http://www.mag2.com/archives/0001566290/
これまでの号はこちらでチェックしてみてください。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
新NISAが始まって多くの日本人が貯金を株式市場に移している。折しもアメリカの株式市場も日本の株式市場も上昇局面にある。そのため、「バスに乗り遅れるな」と言わんばかりに、知識も経験もない人々がどんどん買い向かっている。
日米の株式市場が最高値かそれに近いところにあるときに、政府やメディアや無責任なインフルエンサーの宣伝に踊らされて株式市場に入っていくのだから、そこに危ういものを感じるのは私だけではないはずだ。
アメリカの金融マフィアたちは岸田首相に「日本人の貯金を株式市場に連れて来い」と助言(命令)している。岸田もまた「少子高齢化が進んで社会保障費が厳しくなるので、もう国民の面倒は見きれない」と思っている。
そのために、岸田政権は新NISAをエサにして「貯蓄から投資」へ促しているわけで、大量の資金が株式市場に流れ込み、いよいよ投資に不慣れな日本人が一喜一憂するフェーズに入っていくことになる。
これは、岸田政権にとっては非常に良い流れである。国民が「年金で食べていけない」と言い出したら「だから新NISAがある。自分で老後年金を増やせ」と言えるし、もし株式市場が大暴落して国民がすっからかんになっても「投資は自己責任。失敗したお前が悪い」と個人のせいにできる。
国民が老後に困窮しても「政治のせい」ではなくて「自己責任」と言えるようになり、その上に岸田政権はカモを株式市場に連れてきたことで、アメリカの金融マフィアにも感謝されて厚遇される。
政治家自身は裏金でがっぽり儲かるので、株式市場がどうなろうと影響を受けるわけでもない。
そういうのが見えるので、新NISAで踊っている素人投資家に警鐘を鳴らしているアナリストも何人かいる。私自身は投資の世界にどっぷりいるので投資を否定したいわけではないが、これから何も知らない素人が株式市場で食い物にされる姿は見たくない。
こうした「素人」は株式市場の機微を知らないので、最後は金融マフィアにがっぽりと抜き取られてすべてを失うことになる。それはまだまだ先の話なのだが、カモはいつでも巻き上げられる運命にある。
*全文はメルマガ登録で!
https://www.mag2.com/m/0001566290
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)