■近道思考を磨く
人生は近道できる。どうすれば近道できるかを常に考える近道思考
をするべきだ。成功したいなら、成功者の近くで彼らの思考を取り
入れ、成功パターンを再現すればいい。それが成功の抜け道だ。
困難に直面した時も、ロールモデルを見つけて、思考や行動をハッ
クする。そうして、抜け道を猛スピードで駆け抜ければいい。これ
が「ロールモデルハック」だ。
「成功したい」「認められたい」「もっと活躍したい」と思うなら、
多くの人が通る道を通っていたのでは時間がかかり過ぎる。それに
王道では、絶対にたどり着けない場所もある。
遠回りよりも、近道を見つけて行くべきだ。それは誰にでもできる
ことだ。これから紹介するやり方を参考にして、人生をショートカ
ットするべきだ。
★
若いうちは経験や知識、お金や人脈がないものだ。代わりに圧倒的
にあるのが時間だ。人生の残り時間も長いため、これを有効に使え
ば、自分のブランドや人間関係を作りやすい。
時間を有効に使うと言っても、時間を効率的に使うとか、時間のム
ダを減らすという意味ではない。ただのタイパや時短はナンセンス
だ。時間には、もっと広がりと奥行きがあるのだ。
特に、若いうちは時間の使い道はたった一つだ。人生の種まきをす
るのだ。知識やスキルを身につけたり、新しいことに挑戦したり、
自分磨きにこそ時間を使うのだ。
さらに大事なことは、人とかかわりを持つことだ。かかわりの多さ
が、その後の人生の広がりや彩を作るのだ。それが思わぬチャンス
や仕事につながる。それこそが成長の秘訣なのだ。
特に、成功者との関係はチャンスにつながりやすい。すでに活躍し
ている人や成功している人には、影響力があるからだ。そういう人
の周りには人が集まり、情報が行きい、運気も高いのだ。
★
どんな物事にも近道と遠回りがある。ゴールに早く着きたいなら、
近道をすべきだ。早く着くほど、目指していたことにじっくり取り
組めるし、さらに高いゴールも目指せるからだ。
だが、近道を使わない人が多い。たとえば、就活も正規ルートだけ
ではない。募集要項に沿って内定をもらう人もいる一方で、アルバ
イトから社員として採用される人もいる。ルートは色々あるのだ。
一般に、正規ルートは超・狭き門だ。教科書的な方法で、正面から
アプローチしても、ほとんど成功しないものだ。であれば、それ以
外の道を探ればいい。これこそが「近道思考」だ。
世の中の大半の人が遠回り思考をしている。そういう人は、成功し
ている人にこれまでのキャリアを聞かせてもらえばいい。第一線で
活躍する人ほど、非正規ルートをたどっているはずだ。
★
近道だと思っていた道が、実は遠回りだったということもある。た
とえば、ネットで調べたり、ハウツー本を読んだりするなどだ。一
見正しい方法に思えるが、結局正規ルートであり、遠回りなのだ。
この場合の近道は、著者に会って、直接聞いてみることだ。本では
伝えきれない本質的なことがたくさんある。それは著者に会って、
直接確かめるしかないのだ。
とは言え、近道してチャンスを逃すこともある。たとえば「経験を
重ねる」とか「技術を磨く」ことは積み重ねないと身につかない。
地道に積み上げるから、圧倒的技術力や経験値が武器になるのだ。
もちろん、すべてのことに毎日コツコツ取り組む必要はない。それ
ではパンクする。成果はすぐに出ないし、他にもやることがたくさ
んあるはずだ。だから、結局続かなくなるのだ。
大事なことは、本当に必要なことに時間や労力を集中させることだ。
それが、その後の人生を決めるのだ。だからこそ、近道できること
をして、遠回りすべきことだけに時間をかけるのだ。
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