【 2024年02月05日 】第581号
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┃午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門 ┃
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■先週の活動と振り返り
・金利上昇はリスクか
一昨年あたりから、日本でも長期金利は上昇していますが、短期金利も上昇していま
す。
つまり固定金利型ローンだけではなく変動金利もじわり上昇し始め、太陽光や不動産の
ローン金利も上がっています。
一方、住宅ローン金利はまだ変わらず、あるいは一時的に利下げを行う銀行もあり、こ
れは集客のためでしょう。
一時的に金利を下げて件数を増やし、その後に金利を上げていくというマーケティング
です。
たとえばおまけ付き定期購読雑誌のデアゴスティーニなども、初回は激安にして読者を
集め、購読を続けないと部品が集まらないようにしているのですが、第2号以降は定価
で利益を確保するようなものです。
それはともかく、金利上昇はリスクかと言われるとリスク要因なのは間違いありませ
ん。
たとえば太陽光のように売上はほぼ一定(買取単価は固定ゆえ)なので、金利が上がれ
ば返済金額が上がり、手取りは確実に減ります。
私も0.98%で借りていた太陽光のローンの固定期間が終わり、変動に切り替えても
1.1%。
月2千円くらいの返済アップです。
しかし不動産投資はどうかというと、金利上昇はインフレを抑えるためですが、インフ
レ項目には家賃も入ります。
そのため金利上昇局面では家賃も上がるので(金利よりはゆるやかで、たいていは更新
時もしくは入居者が入れ替わる時期なのでタイミングは遅れます)、手取りの減り幅は
小さくなります。
つまり不動産投資のローン金利の上昇はそれほど恐れることはないことがわかります。
ただし、地方郊外の築古物件などのように限界値まで家賃が下がった物件では、家賃を
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