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現代人にとって生きるということは政治に関心を持つ事である。政治に関心を持たぬ者は、厳密な意味において生きてなどいないのであり、死んでいるのである。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
この週末、とある依頼で岡山に講演会に行って参りました。 主催の方からのリクエストが、日本の政府の借金問題は欺瞞であり、消費税減税やしっかりしたインフラ投資をやればいくらでも日本は復活できる、という趣旨のお話しをということでしたので、あれこれデータやエピソードを交えながらお話しさし上げました。 …で、その最後に、こうしたいろんななすべき事をやるには、どうしても「政治」の力が必要であること、そして、その政治の力を発揮するためには、その第一歩として多くの国民が政治に「関心」を持つ事が、全ての前提となるのです、というお話しをさし上げました。 その時に改めて申し上げたのは、そもそも、我々現代人にとってみれば、政治に関わりを持つ、ということと「生きる」ということは全く同値なのだ、という点。 逆に言うと、現代人のくせに政治に興味関心がないというのは、生きていない、っていうことであり、死んでいるっていうことと全く同じなわけです。 僕はこの台詞は先日、とある方(政治家でも官僚でも学者でも言論人でもなんでもない方です)とお話しをしていてぽろっとおっしゃったものだったのですが、その時、大層心にひっかかっていた言葉でした。

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