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【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.973
≪2024年 数2B 第1問[2]≫ 2024/2/9
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目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧
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■ 問題
2024年共通テスト数2Bより
第1問
[2] S(x)をxの2次式とする。xの整式P(x)をS(x)で割ったときの商を
T(x),余りをU(x)とする。ただし、S(x)とP(x)係数は実数であるとする。
(1) P(x)=2x^3+7x^2+10x+5,S(x)=x^2+4x+7の場合を
考える。
方程式S(x)=0の解はx=[コサ]±√[シ]iである。
また、T(x)=[ス]x-[セ],U(x)=[ソタ]である。
(2) 方程式S(x)=0は異なる2つの解α,βをもつとする。このとき
P(x)をS(x)で割った余りが定数になる
ことと同値な条件を考える。
(i) 余りが定数になるときを考えてみよう。
仮定から、定数kを用いてU(x)=kとおける。このとき[チ]したがって、
余りが定数になるとき、[ツ]が成り立つ。
[チ]については、最も適当なものを、次の{0}~{3}のうちから1つ選べ。
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
|{0} P(α)=P(β)=kが成り立つことから、P(x)=S(x)T(x)+k|
| となることが導かれる。また、P(α)=P(β)=kが成り立つこと |
| から、S(α)=S(β)=0となることが導かれる |
|{1} P(x)=S(x)T(x)+kかつP(α)=P(β)=kが成り立つこと |
| から、S(α)=S(β)=0となることが導かれる |
|{2} S(α)=S(β)=0が成り立つことから、P(x)=S(x)T(x)+k|
| となることが導かれる。また、S(α)=S(β)=0が成り立つこと |
| から、P(α)=P(β)=kとなることが導かれる |
|{3} P(x)=S(x)T(x)+kかつS(α)=S(β)=0が成り立つこと |
| から、P(α)=P(β)=kとなることが導かれる |
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
[ツ]の解答群
┌―――――――――――――――――――――――――――――┐
| {0} T(α)=T(β) {1} P(α)=P(β) |
| {2} T(α)≠T(β) {3} P(α)=P(β) |
└―――――――――――――――――――――――――――――┘
つづく
※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。
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