ドクター畑地の診察室229.2024.2.11.
現役呼吸器内科、総合内科専門医 畑地治です 。
世の中に「○○飲んだらすべての病気が治った」「○○制限食をとったらすべての人が健康になる」等、出鱈目情報が溢れています。現代医療の特徴は精密医療で万人に効くような治療はありません。治療方法は個人によって全く違います!おそらく日本で一番多くの呼吸器疾患患者(肺癌、喘息、COPD、肺炎など)を診療する専門医が、最先端の精密医療を解説&ネットでは出し辛い医療や治療の裏側も配信!
https://zipangu-management.co.jp/culture_000/hataji/
三重県出身 自治医科大学卒業後、僻地診療、三重大学勤務を経て、呼吸器内科医師となる
松阪市民病院院長
診療の傍らFM三重で「肺、おさむに聴け!radioを聴いてらんらんらん(lung lung lung)」という毎週月曜日放送の番組を担当
https://fmmie.jp/program/getsumoku/hiosamu.php
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マラソン大会エントリー
12月の松阪マラソン完走以降、すっかり走る楽しさに目覚めた私は、再度マラソン大会にエントリーすることにしました。1つ言える事は、人間できるようになると嬉しいものです。従来、体重が100キロ以上あり、マラソンなどは思いもしなかった私が、毎朝のウォーキングを契機に、減量したわけですが、減量成功当初も1キロ走る事は出来ませんでした。毎朝100メートル200メートルと歩く際の走る距離を伸ばしていくと、どうにか1ヵ月位で1キロ走ることができるようになり、そこから2キロ走ること、3キロ走ることとに。とんとん拍子で1ヵ月位でできるようになりました。
当初は1キロ走ると止まってしまっていたのですが、走るペースをやや落とすことにより、3キロ走れるようになったわけです。具体的に言うと最初は1キロ5分30秒ペースで走ってしまったのですが、それですと3キロ持ちません。6分台後半で走るようにすると、3キロ走れるようになり、さらには1ヵ月位で10キロ走れるようになったわけです。そうすると少し欲が出てきて、もう少し早いペースで走りたくなり、今では1キロ5分30秒程度で10キロ走れるようになりました。
靴もいろいろ購入してみました。初心者ですが、早い靴を使ってみたくなり、Nike、on、アシックスのレース用の厚底カーボンシューズを履いてみています。厚底カーボンシューズは寿命が短く、特onの厚底カーボンシューズは、寿命が4マラソンと靴が入ったダンボール表紙に記載されています。160kmしか走れないわけです。箱根駅伝を優勝した青山学院大学のトップ選手が履いているアディダスの厚底カーボンシューズは、80,000円するにもかかわらず、寿命はワンマラソンすなわち40kmしか走れないとの事ですので、レーシングシューズのようにパフォーマンスと軽量化を追求すると、やはりすぐ靴が壊れるようになるのでしょう。ランニングシューズを長い間履いていると、やはり反発が低下してきたと感じるものですが、私の場合、その靴で腕時計に何キロ走ったのかメモする機能が付いており、チェックしながらランニングするようにしてます。
さて、レーシング仕様の厚底カーボンシューズですが、私が履いてもスピードが速くなることを実感します。体感的に、同じペースで走っても1キロ10秒から15秒ぐらい違ってくるような印象です。1キロ5分15秒でしかトレーニング用のシューズでは走れない訳ですが、厚底カーボンシューズを履くと、5分程度で走れてしまうわけです。人にもよりけりでしょうが、私の場合、厚底カーボンシューズを履いて10キロ全力で走ると、特にふくらはぎが痛くなり、(トレーニング用のシューズで長距離走ると太ももが痛くなるので、微妙に痛くなる部位が違うような気がします。)次の日は速く走れない現象が起きます。そのため、レーシング用の厚底カーボンシューズを履く事は週1回、休日の昼間に時計を図りながら10キロメートル走ることにしてます。
さて、見出しにも書いた通り、3月10日マラソン大会に出ることにしました。今回のマラソンは、フルマラソンではなく、10キロマラソンですが、10キロマラソンは10キロマラソンなりにスピードが要求されるため、現在はスピードトレーニングを主としてで行ってます。フルマラソンの前は、練習としては、そのため、毎朝毎朝かなりしんどく、起きるのが嫌になってしまうため、週3から4回ペースでしか練習ができていないのが現状です。
3月のマラソン大会には、自分よりも若い20代、30代、40代の呼吸器外科医師が3名エントリーしています。その人たちと時間を競うことにしたため、あと1ヵ月練習に励みたいと思います。目標は1キロ5分を切ることで、可能ならば40分台で走りたいと考えています。また後日結果は報告させていただきます。
人生で最速の時期を迎えています。高校のマラソン大会では、10キロ67分でした。歳をとってからフルマラソンを走ることができたり、10キロ40分台を目指せるようにな
るとは思ってもみませんでした。人間やれば何でもできるようになると考えていますまだまだ若いと言い聞かせ頑張っている今日この頃です。
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ドクター畑地の診察室229.2024.2.11号
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畑地 治
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◆2024年1月
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2024/01/28 睡眠時無呼吸症候群
2024/01/21 久しぶりに読書の話
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