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Q. Netflixが2年ぶりに二桁成長に返り咲き、V字回復の一因とは?

決算が読めるようになるノート
ヒント:NetflixのV字回復の要因は、以下の通りと考えられる。 同社の成長率のV字回復を特に牽引しているのは●●であり、●●を各国で展開したことで、●●を実現した。 本日は、Netflixの売上成長率がV字回復した要因を考察していきます。 読者の皆様もご存じのとおり、Netflixはドラマや映画、アニメ、ドキュメンタリーなどの幅広いコンテンツを配信するストリーミングサービスで、1997年に米国で創業、2002年にNASDAQに上場しました。 そんなNetflixの累計会員数は着実に伸びているものの、その勢いは徐々に弱まり、売上成長率は一桁%にまで右肩下がりに低下していました。 しかしながら、2022年10-12月の決算以降、売上成長率は徐々に回復し、直近の2023年10-12月はYoY+12.5%の二桁成長率を記録しました。これを受けて同社の株価は大きく上昇しています。 この背景にはどのような要因が考えられるのか、ぜひ考えながら読み進めてください。 この記事では、1ドル=150円($1 = 150円)として、日本円も併せて記載しています。 Netflixが2年ぶりに売上成長率で二桁成長に返り咲き 前述の通り、Netflixの売上成長率は2022年10-12月まで右肩下がりに低下しているものの、その後はV字回復し、2023年10-12月時点でYoY+12.5%の二桁成長を記録しました。 この好調な決算を受けて、同社の株価は大きく上昇しています。 なぜ、Netflixはこのような売上成長率のV字回復を達成できたのでしょうか。次章からはNetflixの売上を様々な角度から分析し、同社のV字回復の要因を探っていきます。 この記事は、エンタメ事業に従事している方や企業分析に関心がある方に最適な内容になっています。 Q. Netflixが2年ぶりに二桁成長に返り咲き、V字回復の一因とは?の答え A. NetflixのV字回復の要因は、以下の通りと考えられる。 同社の成長率のV字回復を特に牽引しているのはEMEA(ヨーロッパ・中東・アフリカ)であり、明確なアカウントシェアの禁止とその対策を各国で展開したことで、EMEAの課金者数の増加を実現した。

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  • アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。
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