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過去問マシンガン:Lesson14 債務不履行
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民法の規定及び判例によれば,
【問題1】~【問題36】の記述が,
それぞれ“○”か“×”か…について,
判定を行いなさい。
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【問題1】
(直近10年間で2回出題・重要度★★★★)
AはBとの間で,土地の売買契約を締結し,Aの所有権移転
登記手続とBの代金の支払を同時に履行させることとした。
決済約定日に,Aは所有権移転登記手続を行う債務の履行の
提供をしたが,Bが代金債務につき弁済の提供をしなかった
ので,Aは履行を拒否した。この場合,Bは,履行遅滞に陥
り,遅延損害金支払債務を負う。
(平成18年【問8】肢1 一部修正)
(解説はこちら ^o^)
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[Bは,履行遅滞に陥り,遅延損害金の支払債務を負う。]
所有権移転登記手続を行う債務の履行を提供しているAは,
契約上の約束を果たしている
(=やるべきことをやっている!)が,
代金債務につき弁済の提供をしなかったBは,
契約上の約束を果たしていない。
したがって,Bは,
“履行遅滞(代金債務は金銭債務であるため!)”に陥り,
Aに対して,遅延損害金(=損害賠償)の支払債務を
負うことになる。
【正解○】
《保坂塾テキスト[vol.2] 114,118ページ参照》
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