メールマガジン・まぐまぐ168号 ~教育の定義・「させる」大間違い~
早いものでもう2月。1月末のアカデミーは6時間もしゃべってしまい、翌日から2日間、
声が出ませんでした。
参加者の皆様、お付き合いありがとうございました!
日本でセミナーを年2回行っていたときも、スタッフのカンペ「終われ!」を無視して、
終いにはスタッフが壇上にあがり、私が付けているピンマイクも全て強制的に取り上げられたことを思い出しました。
移動時間が限られる中、随分と駅構内を走らされたものです。
それくらい、犬のこと、知ってもらおうとついつい時間を無視してしまう傾向にあります。
メルマガも10年以上書き続けて、まだあるか!ってくらいクドイほど犬に関しては物凄い使命感に駆られます。
先月号を読まれた方ならお分かりになるかと・・・。
「犬を大事にする!」の履き違えが多い為に、事故の加害者になる「犬」には、本当に気の毒で飼い主には腹が立つばかりです。
つい最近、群馬県で家から抜け出した四国犬が、子供12人を噛みついたというニュースがありました。
犬が人を襲った・・・これだけの事実を見ると、犬を嫌いな人、犬が怖い人は「やっぱり犬って・・・」と思うでしょう。
そう思って正解なんです。
だけど、オフリードの犬と遭遇した場合・・・のことは、ほとんどの人が分かっておりません。
でも、熊が出た場合?は、意外とわかっているはずなんですがね、不思議です。
いかなる場合も、「動物」と遭遇したときにはまず、「相手を刺激しない」のは当たり前のこと。
相手が熊やライオンだったら、大声出して逃げるような人はいないと思うんですが、そう考えると「犬」が熊やライオンと同じように「動物である」という認識が低すぎるということですよね?
犬は人間を襲わない、犬はいつでも人間にフレンドリーというお考えの方が多いのかな?
チワワに噛まれて数十針縫った飼い主さんの相談を受けたり、トイプーに噛まれてケガをした飼い主さんの相談を受けたりと、
私は犬のサイズ犬種問わずいろんな犬が「やらかした」事故や事件のことを、皆さんよりも多く知っております。
だからこそ、メルマガやアカデミーを通じて警鐘するのでございます。
さて、この群馬で起きたニュースですが、犬を怖がった小学生が悲鳴を上げて逃げた・・・
逃げるな!叫ぶな!と子供を責めてもしようがない。このことで、犬が興奮して警戒して
本能が発動して追いかけた・・・メルマガを読まれている方はお判りのように、プレイドライブが作動したのであります。
私、昭和生まれなんですが、当時は犬が放し飼いで飼われていることが多かった時代です。
殆ど、家庭で飼われている犬は、庭や家の前に犬小屋があって、鎖でつながれておりました。
そういう時代です。野犬も多かったです。
だから、私は学校で先生から教えられた記憶があります。
「犬と遭遇しても走って逃げないように!」と。
その先はどうすべきか、教えてもらった記憶がないんですが、とにかく「犬」を見ても、
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)