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<Vol.1408号:正刊:プーチンの歴史的なインタビュー>
2024年2月14日: ウクライナ戦争の真実
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著者:システムズリサーチ:吉田繁治
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プーチンの、2月6日のインタビューをツイッター(X)で見ました。内容は、ウクライナ侵攻の背景にあったことです。われわれの目には「暴露」に見えますが、2年前からプーチンが言ってきたことであり、一貫しています。
西側に属するわれわれには、プーチンの発言は、メディアが無視してフェイク情報を流すので、暴露に見えます。トランプの在任中、主流メディアが、トランプについて逆情報を流した構造と同じものです。
【日本のロシア情報】
日本のロシア情報は、西側メディアの「偏向」のフィルターを通じたものです。ロシアは西側の反世界です。プーチンは、狂気の独裁的な大統領であり、ウソしか言わないとする。
このため正気、冷静、知力、健康な精神までがわかる直接のインタビューには、強い妨害工作があったという。カールソンは、命をかけていました。切羽詰まった表情から伺えます。一方、プーチンは終始、余裕をもち冷静でした。
カールソンは、最初に、ジャーナリストとしての立場を明らかにしています。<ジャーナリズムは、一方の主張を報じるだけでなく反対の主張も示さねばならない。両方を見て判断するのは,メディアではなく国民である。メディアは裁判官ではない。判断して事実の情報を歪めてはならない。私はこのインタビューでその役割を果たす>
面白い問いもありました。
「あなたは、ガンで瀕死だったのですか」
「いや幸いガンにかかっていない。ご覧のように元気だ(微笑)」
「影武者だ」という説もあった。影武者は確かにいるかもしれない(暗殺を狙われている著名政治家の常識)。インタビューに出たプーチンが影武者なら、ホンモノのプーチンより立派な大統領です。冷静な受け答えに、余人が真似ることのできない知的&論理的な迫力があったのです。こんな政治家は、今は、世界にいない。
ある経営者が、「立派な経営者とはどんな人をいうのか?」と問った。もっとも優れた答えは「立派な経営者を目指して努力している人だ」といことだった。これは正解です。
日本の政治家が立派ではないのは、たぶん全員が立派な政治家を目指しては努力してないからです。ポスト、権力、マネーだけに敏感です。政治家について一言加えれば、「国民のために実現すべき国家ビジョンをもち、現実的プログラムをもつこと」です。「達成」で卒業することはない。次の課題が出ます。
後述しますが、プーチンは、戦争の前に、
1)ロシアルーブルの、SWIFTからの締め出しの対策も準備し、
2)BRICSと連携した金準備のデジタル・ルーブルによる国際通貨の逆転の戦略までもっていたのです。お釈迦様の手の内という感じでした。
西側と日本の、主流メディアは、このインタビューの内容を報じることを禁じる情けない状態まで堕(お)ちています。ロシア特派員は、反論のできないことを述べるプーチンを、畏怖しているのかもしれない。インタビューの内容から、西側メディアがその中身を報じないことの理由が分かりました。
◎報じない原因は、2年、ウクライナ戦争に関して西側が報道してきたことが、ことごとく嘘だったとわかり、メディアが覆(くつがえ)るからです。
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