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習近平氏、極端な財政赤字「恐怖症」 生残り条件は台湾侵攻「引き延し戦術」

勝又壽良の経済時評
  • 2024/02/15
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不吉の象徴「香港凋落」 台湾は世界共通の財産 習氏は家計赤字と混同 台湾侵攻せず長期政権 24年前半は例年になく、中国と北朝鮮の軍事的な挑発行為が懸念されている。韓国の総選挙が4月10日に行われ、台湾の次期総統就任式が5月20日に予定されているからだ。このように、韓国と台湾では、重要な政治日程が立て込んでいることから、北朝鮮と中国が何らかの威嚇に出ることが警戒されている。 北朝鮮は、韓国に対して「同一民族」理念を捨てたと宣言した。容赦ない打撃を加えるというのだ。中国は、台湾に対して「独立志向」が見えしだい軍事行動へ移ると凄みを効かせている。いずれも、「一方的懲罰」という独りよがりな認識を鮮明にしている。 こういう危険千万な状態を抑制するには、巨大な軍事力を擁する米軍の「大岡裁き」を期待するほかない。争いごとが起こらないように「お目付役」を担ってもらうことだ。 米海軍の象徴といえる5隻の原子力空母が4~5月ごろ、西太平洋に集結することが分かった。米国が保有する空母11隻(稼働10隻)のうち5隻がこの地域に集結するのは初めて、とされる。米『自由アジア放送』(RFA)によると、5隻以上の米空母が同時に一海域に集結するのは、1990~91年の湾岸戦争以来初めてだという。米海軍が、4月~5月に掛けての北朝鮮と中国の「危険行為」を抑止する目的である。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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