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【再考・現代貨幣理論(MMT)】 日本を救う経済新パラダイム

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
過日、久方ぶりにMMT(現代貨幣理論)についての取材がありました。いくつかの質問wをいただきましたので、それについてお答えした内容、下記にご紹介さし上げます。 【1.通貨発行とインフレーションの関係についてお教えください。MMTの視点では、通貨供給拡大が必ずしもインフレを引き起こすとは限らないと言いますが、具体的な理由にはどういったことが挙げられますか?】 インフレ率は、「輸入価格」と「国内生産品価格」の両者によって規定されます。そして、「国内生産品価格」は「政府による実質上の通貨発行量」に正の影響を受けます。ここに、政府による実質上の通貨発行量、とは、要するに、「国債を発行して調達した資金に基づく支出額」を意味します。 つまり、国債に基づく政府支出額(いわゆる「通貨発行量」)が拡大すれば、インフレ率は上昇する事になります。

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