『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!
VOL.456 / 『書く仕事』へのこだわりと不安
2024年2月15日発行
今週の目次
1.コラム~うつうつ湯避行 = 『書く仕事』へのこだわりと不安
2.今週の“一湯”両断!= HOW TO かけ湯? おさらい編
3.不定期連載 郷土の味 逍遥 = 「宮崎県宮崎市ほかの冷や汁」
4. 読者からのお便りコーナー = 番外編・今週末のオフ会リマインダー
5.ただいま仕事中!&発刊済みのお仕事一覧
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1. コラム〜うつうつ湯避行 #456
「『書く仕事』へのこだわりと不安」
過日このメルマガでもご報告した通り、先月11日に刑事裁判の判決が下って「懲役1年、執行猶予3年」ということになった。
強制捜査で突然不在になるかもしれないという不安がなくなり、このことが何か仕事にプラスに働くのかどうか、と思っていたのだが、まったく何も変わっていない。
つまり、このメルマガ以外の仕事はほぼ皆無ということである。
さすがに何もしないわけにはいかないから、自宅の家事の他に求人サイトに登録して情報を収集しているところであるが、なかなか自分にできそうな仕事が見つからない。
この歳になって未だ経験のない事務仕事や経理などの仕事は難しそうだし、生意気にも「書く仕事」へのこだわりもある。
このこだわりを捨てれば、警備員やコンサート会場のスタッフなどの仕事はあるのだが、各種仕事が未経験の57歳にもなったおじいさんを雇ってもらえるのかというと甚だ怪しい気がする。
結局、30年余も書く仕事しかやってこなかった人間、おまけに反復性うつ病性障害及びパニック障害持ちの人間が、営業仕事をできるとは思えない。
仕事はどんな種類でも簡単なものではなくて、お金は簡単には手に入らない。
正直なところ、今後の人生には不安しかない。
自分の責任ではあるものの、裁判で人生がまったく変わってしまったなあ、とも思う。
それでもありがたいことは、こんな僕と「一緒に仕事をしましょう」と誘ってくれる方が数人いるということである。
業務内容は様々だが、そうした方々の好意に縋るしかない日も来るかもしれない。
ただ、先に書いた通り、そんなに簡単に仕事ができるとは思えない。
他力本願ではなく、なんとか自分で働き口を探す、という確固たる信念を持ちながら、「インディード」「エンゲージ」などからのDMを読みあさっている。
とにかく近いうちにやらないといけないことは、民宿本の東海・関西編を出すことである。
これも締め切りはじわじわと迫ってくる。
焦りばかりが先行して精神的に参ってしまっているのだが、今どき「紙の本を出そう」と言ってくださった版元社長の期待には応えたいと思う。
今日はなぜかわからないけども体調が悪く、突然全身の力が抜ける症状がたびたび起こっている。
何かの薬の副作用だと思うのだが、理由は不明だ。
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