日経平均がバブル時の史上最高値を近いうちに更新しそうです。
日経平均が1989年12月に付けた史上最高値は2万8,95
7円。このときの日経平均のPERは信じられないことに80倍近
くもありました。
企業は利益を出していないのに、株価だけがつり上がって行った
のです。
当時の日本株式市場は買われ過ぎを通り越して、巨大なバブルだ
ったのです。外人投資家は既に日本株式市場から撤退しているの
に、当時の日本人は日本人だけで「ユケユケ」の「バブルダンス」
を熱狂的に踊っていたのです。
あれから34年以上が経過。
日本の企業は稼ぐ力を培ってきています。今の日経平均のPERは
16倍前後に過ぎないのです。今の日経平均の株価は企業業績の
裏付けを伴っているのです。
現在、日経平均が再び史上最高値である3万8,957円に迫っ
ているのは、決して「バブル」ではなく、稼ぐ力を取り戻した日
本株式市場が海外から「正当な評価」を得るようになったという
ことです。
日経平均の理論値はおよそ4万円を指摘されています。
とは言え、日経平均は近いうちに「34年前に付けた史上最高値:
3万8、957円」を超えてゆくことでしょう。
一方、アメリカ株式市場。
振り返ると、「2月13日の押し目」は「絶好の押し目買い」のチ
ャンスでした。
しかしながら、「株式市場の短期的な頂点」と、その後に訪れる「そ
こそこ大きめの調整」と「絶好の買い増し時」は、まだ訪れていな
いでしょう。そしてそれは近いうちに訪れるでしょう。
今のアメリカ株式市場では「ユケユケの楽観」が継続しています
が、「極度の楽観」にまでは至っていません。
市場が「短期的な頂点」を形成するときは、市場が「楽観」を飛び
越えて、「極度の楽観」に傾いているときだと言われています。
「極度の楽観」とは、楽観派(強気派)がとことん買い進めて、と
うとう買い進む人がほとんどいなくなったときです。そのときこ
そ「そこそこ大きな調整」が巻き起こります。
アメリカ株式市場の「そこそこ大きめの調整」は近いうちに訪れ
るでしょう。
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