田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.458
素晴らしいシンガポール航空の最上位ステイタス顧客のケア
先月に続き、ひたすらシンガポール航空にお金をつぎ込んでいる顧客をもてなしてくれるイベントに招待される。トランプ×金サミットがあったホテルの宴会場を貸切っての絢爛なイベント。
シンガポール航空はマイルではなく、支払ったチケット代のみカウントする。マイレージ修行とか通用しない厳しさがある。
何と今日はシンガポール航空の副社長と共にヘッドテーブルに招かれた。私以外はシンガポール航空の最上位ステイタスを30年維持しているVIPばかり。
歌あり、マジックあり、ダンスあり、豪華な食事と高価なワインやシャンパンと盛大な抽選会あり。
ヘッドテーブルのVIPの皆さん、全員が日本の大ファン。東京のレストランや花見の話題で盛り上がる。私からおススメのホテルやレストランを共有させていただきました。
シンガポール航空は毎月のように最上位ステイタスを持つ顧客を手を変え品を変えもてなしてくれるので我々の忠誠心も増すかも。
でもステイタスを30年維持している大物の方々は「昔のシンガポール航空の食事やサービスの方が凄かった。世界で断トツだった。今は色々と追い付かれている気がする。日本の航空会社も良くなっているみたいだね」と副社長に厳しい注文をつけていた。
副社長も「今の若い人たちはCAでも何でもすぐに転職してしまうのでカルチャーの伝承が難しいのです。日本航空がCAさんを社長にしたのはとても刺激になっています。われわれもあらゆる職種の人にもっとチャンスを与えようと思います」と。
シンガポール航空は色んな意味で日本市場や日本の航空会社をベンチマークしているようです。
歴史上世界最大の富豪はアフリカの王様だった
西アフリカから来た私の娘の国の2023年の一人当たりGDP(IMF)は888米ドル、日本円で13万3千円くらいです。シンガポールの100分の1、日本の40分の1くらいです。彼女は私が紹介したインターンでこれを超える収入を得ます。
世界一人当たりGDPランキングでは世界176位となり、経済的には厳しい国です。でも彼女は娘の学校でも数人しかいないIB(インターナショナルスクールバカロレア)スコア満点です。IBでない教育システムからIBシステムに移ってきていきなりこういうスコアをたたき出しています。
それでアメリカの超名門に全額奨学金で早期合格。
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