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こういう相場展開になるともはや理屈では説明できません。日経平均はただ史上最高値更新を目指すだけ。それを目標に買いが入り、上がるからまた買いが入るという『いつか来た道』のような強さ。金曜日にあと50円まで迫りながら更新しなかったのもまたこの上昇マーケットの特徴かもしれません。今週は再度この最高値を巡る攻防戦が繰り広げられるでしょうが、万が一下向きになると、35年越しの巨大なダブルトップが完成することになり心理的にはあまりよくありません。折しも決算時期が終わり材料が少ない状況。MSQや年度末が来月に控える中、すこし気になる展開となる可能性のことも頭の片隅に入れておきたいところです。やはりここまで半導体セクターや日経採用銘柄だけ買われるというのは歪な感じがしますよね。それでは今週の週刊xoxoスタートです。
xoxo
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今回のテーマ
1.半導体を巡る日経とJPXの仁義なき戦い勃発?
2.ハイパーグロース株分析:メドレー(4480)この成長性でPE50倍台なら拾っておきたい
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1.半導体を巡る日経とJPXの仁義なき戦い勃発?
日本経済新聞社が
『日経半導体株指数』
算出を2月9日に発表しました。
2011年11月基点(1000)で2024年3月25日から算出開始
ついに来ましたね。まさか日経が東証より先に動くとは思いませんでした。
出し抜かれた??
前にも書きましたが東証(JPX)にとって指数ビジネスは重要
JPX総研を分社化して前の東証の社長をリーダーに力入れてます。
一方JPXプライム150指数が酷評されている今、起死回生の一発が欲しかったのも事実だとは思います。
新指数発表で半導体セクターや採用銘柄の注目度が増すのは間違いないですが、まだ連動するETFやインデックスファンドがないから追加的な買い
なし!
マーケット次第です。
とは言えこの新指数、投資家の反応は上々!
こんな指数を作らせてしまうほど米国のSOX指数が偉大だという現れでもあると考え、この日経半導体株指数へのツッコミ及びポイントとSOX指数について少し書きます。
■日経半導体株指数とは?
下のpdf見たらわかりますね (笑)
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/news/20240209J_2.pdf
SOX指数の模倣かのような30銘柄時価加重平均採用 (笑)
模倣指数なので時価総額加重平均に浮動株を加味した指数になるでしょう。
今の主流なんで!
年一回11月末リバランス
算出要綱がのちに発表されるようなので、その詳細が見たいです。
ツッコミポイント①
日経NEEDS業種分類を使うところ
ーそれTOPIXの33業種使えなかったのですかね?
うーん、使わないか。
ツッコミポイント②
ウェイトキャップが15%、半導体関連事業が主でない会社はウェイトキャップが5%
ーそもそも半導体株指数なのに半導体関連事業が主ではない会社を指数に組み入れる必要性は?主でないと判断するポイントは?
多分構成予定銘柄のソニーの事を言っているのだと思いますが。まあCMOSセンサーですからね。HOYAもかな?
それらを含めて算出要綱が見たいです。
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