温暖化対策失敗が露呈
世界が地球温暖化防止に動いていますが、平均気温を産業革命前に比べて1.5度以内に収める、との目標から見れば、これまでの努力は失敗に終わったことになります。世界気象機関は2023年の世界平均気温が14.98度で、産業革命前から1.48度上昇と、いよいよ「待ったなし」を示していましたが、この度EUの気象情報機関が昨年2月から今年1月までの1年間の平均が15.02度に達したと報じ、1.5度の上限をすでに超えてしまいました。
「止まらない温暖化」
23年の平均気温14.98度は、これまでの最高を記録した2016年よりもさらに0.17度高くなり、最高を記録しています。そして今年1月単月で見ても、2020年1月につけたこれまでの最高記録を0.12度上回りました。このため、EUの気候情報を受け持つ「コペルニクス気候変動サービス」は上記のように、直近1年間では15.02度に達したといい、今年1年間では昨年をさらに上回る可能性を示唆しました。
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