経済の千里眼　菅下清廣の“波動から見る未来予測” Vol.324～デフレの悲観をたたき売ってインフレの楽観を買え～

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 〈経済の千里眼〉 　　　　　菅下清廣の“波動から見る未来予測” 　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　 　　第324回 　 　～デフレの悲観をたたき売ってインフレの楽観を買え！～ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ （文中敬称略） 2月18日の日経新聞、日曜版には、日本の未来が明るいというニュースが溢れていた。 まず一面には宇宙航空開発機構（JAXA）が17日、新型の基幹ロケット「Ｈ3」の打ち上げに初めて成功した記事が躍り出ていた。 「Ｈ3打ち上げ再挑戦で成功」、宇宙開発競争に弾みという大見出しで解説されている。 Ｈ3の成功で日本は自前の輸送手段を確保し、米国や中国が火花を散らす国際競争に復帰する。 Ｈ3で打ち上げコストを下げて、今後の宇宙開発に弾みをつける。 打ち上げに成功した瞬間スタッフの全員から歓声が発せられて、涙ぐむ人たちも紹介されていた。