第214号
探偵の視点
2024/2/20
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは、現役の探偵が「男女トラブル」や「世界の生業」を探偵ならではの視点で読み解きながら、人間心理&ニッチな情報を提供していきます。
又、探偵事情や離婚に関わる知識、特殊な仕事の思考法など探偵歴13年の中で得た知恵をお伝えします。
エンターテインメント性と、時代を歩む上で武器になる情報の両方を詰めていきますので、最後までお読みいただけると嬉しいです!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
毎週火曜日発行
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
■目次
1、今週の挨拶
2、探偵の視点
3、挑戦記録
4、業界の暗黙知
5、探偵コラム
6、今月の○○(Whiskey/Latin Music/Restaurant/tool&device)
7、メディア情報
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1、今週の挨拶】
今週、久しぶりにクライアントの方と若干揉めました。
クライアントは奥さんの浮気調査を依頼してこられた男性です。
始まりから少し雲行きが怪しく、お会いした瞬間に
「複数の探偵事務所から見積を取っており、安いところにしようと思っていますのでどうかよろしくお願いします」
と言われます。
それは全然いいことで、クライアントの方が良いようにすればいい。
ですが、これも伝え方。
こちらとしては、変な伝え方をされると、どうにかクライアントの力になりたいという想いが若干薄れます。
しかし、お客様はお客様なので、いつも通りに接したところ
「後藤さんのところでお願いしたいのですが、料金はこの会社の料金にしてくれませんか?」
見せられた料金表は、ネットでよくある詐欺探偵の料金表。
1時間2,000円!とうたっておいて、実は1時間の間に調査員がこれだけ動き、ガソリンがこれだけかかり、調査報告書はプラス1万円です。といったようなもの。結果的に1時間5万円になる。
僕の事務所は1時間18,000円(全て込み)なので、パッと見は僕のほうが高く見えるのですが、終わってみると3倍近く差がつく。
あるあるですが、何故他社の料金でやらないといけないのか(笑)
そしてなにより、これも伝え方が失礼。。。
「伝え方」について色々と議論し、お断りしました。
すると翌日。。。
「後藤さんの事務所の料金でいいので、後藤さんのところでお願いできますでしょうか!」
と連絡が。
結局、きちんとお互いに話し合いながら調査を進めていくという条件付きで引き受けました。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)