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小林よしのりライジング 495号「被害者側に立たない言論は許されないのか?」(2/2)

小林よしのりライジング
小林よしのりライジング 第495号 その2 2024.2.20発行 第318回「YouTubeと亡霊から生まれたネトウヨ」 私の弟夫婦(40代半ば)は、家にテレビを置いていない。 大型モニターをネット回線につなげて、AbemaTVやYouTubeを見るのが常なので、アンテナケーブルを撤去したそうだ。 災害が発生すると、以前は「テレビでNHK」だったが、今はネットでも中継しているので必要ないという。 私はというと、コロナの時は、「モーニングショー」を批判するために、毎朝8時にタイマーを鳴らし、責務としてテレビをつけていたが、もともと20年近く夜は外で働く生活をしていたのもあって、テレビを見る習慣が根付かない。 一方、ネットの動画配信サービスは、自分の都合に合わせて好きな時間に見られるので、毎日見ている。 特にこの3年ほど、YouTubeの世界にプロの制作会社が入って、大きなチャンネルが増えたのもあり、ますますよく見るようになった。 でも、テレビの「マス」の影響力とは違って、同じYouTubeチャンネルを見ている人と出会うことは滅多にない。 そこで、自分が面白いと思ったチャンネルを身近な人々に教えて、後日「あれ、見始めたけど面白いね」ということになれば、ものすごく盛り上がってマニアックな話をして楽しむようになる。 ネット配信で特定の番組を見る習慣ができている人は、まだそう多くないと思うが、それぞれ小さな狭い空間の中で、ごく一部の人しか知らないものをすごく楽しんでいるという状態だと思う。 で、この小さな空間のなかでも、「エッ!?」と思うことと行き当たることがある。 そこで、今後たまに、私が興味を持っているYouTubeの中の世界について書いてみたいと思っている。 ***

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