// 週刊金融日記
// 2024年2月21日 第614号
// なぜ中国人富裕層は東京のタワマンを現金一括で買うのか
// 日経平均史上最高値カウントダウン
// 浜松町の美味しいお酒飲み放題の肉割烹
// ビットコインはどこで買うべきか
// 他
こんにちは。藤沢数希です。
所用があって、また日本に帰ってきました。この時期は、日本はめちゃくちゃ寒いし、花粉もそろそろ飛びはじめて、香港の方が圧倒的に暮らしやすいです。しかし、日本はなぜか入試はこのインフルなどの病原体が猛威を振るう1月、2月に集中しており、会社の異動なんかの時期はスギ花粉が猛威を振るう3月末に集中しているので、僕がなんか身内の用事とかで日本に帰らないといけなくなる時期が、過酷な季節の1月から4月ぐらいに集中するんですよね。とほほ。
寒い、寒い、と身構えながら温かい香港から帰ってきたら、どうしたことでしょうか。日本、めちゃくちゃ温かいじゃないですか。今日なんか、外を歩いていたら汗が出てきたので、ふつうにTシャツ一枚で動き回っておりました。なんか外国人旅行者が、冬に季節外れのTシャツとか来ているのを見たことがあると思いますが、僕もアレと同じになりました。
★週単位の短期的な変動を超長期的な現象である地球温暖化と安易に結びつけてもいけませんが、今年の2月は観測史上最高気温らしいですね。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1759826854767370709
★先週の香港滞在中は中国の正月である春節でした。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1757376727687553235
★しばらく香港にいて舌がリセットされてから日本に来ると、なんか安いうどんとかそういうのがとても美味しく感じるんですよね。それで、しばらく日本にいると、今度は安い香港飯が美味しく感じるわけです。これを繰り返すというライフハックです。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1758433480307069394
★ジムの帰りに閉店間際のスーパーに行ってら半額だったので買ったホタテの寿司とかめちゃくちゃ美味しかったですね。
https://twitter.com/kazu_fujisawa/status/1759570228454011307
この数日はポカポカだった東京なんですが、明日ぐらいからどんどん寒くなっていくみたいです。雨や雪も降るみたいです。そして、今週末は国公立大学の入試が行われます。天気が崩れてしまいそうですね。
●週間天気 季節が一変したかのような真冬の寒さ、冷たい雨や雪に
https://weathernews.jp/s/topics/202402/200155/
●<速報>国公立大2次試験の出願42.3万人、倍率4.3倍 各大学・学部別の倍率一覧
https://www.sankei.com/article/20240220-4AHSUGVOE5GRZMOV7DOH5CQFCQ/
『コスパで考える 学歴攻略法』
https://amzn.to/3fXY2kl
https://a.r10.to/hUHpZS
今週も読者から興味深い投稿がいくつもあります。見どころは以下のとおりです。
-性犯罪では被害者の名前が秘匿のまま逮捕起訴されるようになりました
-ビットコインはどこで買えばいいですか?
-新NISAでのインデックス投資が儲かりすぎて海外移住を検討しています
それでは今週もよろしくお願いします。
1.なぜ中国人富裕層は東京のタワマンを現金一括で買うのか
円安や先進国の中で日本人の相対的な経済力の低下、中国の脅威……などを背景に、日本人には手が出なくなってしまうほど高騰した東京の不動産を、円安の上に日本人より相対的に経済力を持った外国人が爆買いしている、というニュースをよく目にしたことだと思います。そして、彼らは(しょぼい日本人と比べて経済力があるので)こんな高い東京の不動産を現金で一括で買っている、とメディアは煽っていました。特に中国人富裕層が現金で買っている、と。
●“億ション”もキャッシュで一括 円安で外国人が不動産“爆買い”“買われる”日本、ANNニュース
https://note.com/sekanichi/n/n589cec391e57
(元の動画が消えてしまったのでそのまとめをリンクしています)
不動産って、それこそキャッシュで買おうが何で買おうが、売買代金の3%という法外な手数料を不動産ブローカーは取りますし(つまり6%値上がりしてようやくトントン)、スマホでポチれる株などと違って、いろいろ面倒なことが多いです。固定資産税などもかかるし、わざわざ土地勘のない日本の不動産を投資目的で外国人が本当に買うんかよ、と僕などは疑問でした。そりゃあ、100億円持っている人が伝統的なリスクアセットに投資した後に、なんか遊びでクリプト買ったり、東京の不動産2億円ぐらい買ってもいいかと思いますが、本当にそんなに不動産市場にインパクトが出るほど買うんかよ、そんなわけねぇだろ、と。
しかし、最近、これのカラクリがわかりました。本稿ではそのことを解説します。意外と深刻な問題が浮き彫りになりました。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)