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永藤かおる「勇気の処方箋」~「〇〇ならば、幸福になるのは不可能だということ」

公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」―それってアドラー的にどうなのよ―
―――――――――――――――――――――――― 公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」 ―それってアドラー的にどうなのよ― Vol.066  2024年2月23日発行 ―――――――――――――――――――――――― :: 目次 ::  1.それってアドラー的にどうなのよ 「人に会う、ということ」 2.ちょっと御相談がありまして  「糸が切れてしまった」 3.勇気とかライフスタイルとか ―アドラー心理学のお言葉たち―   「(〇〇〇)ならば、幸福になるのは不可能だということである。それゆえ、自分の幸福を欲し、それをつくらなければならない」 4.ナガトウカオルの出張ごはん 奈良県生駒郡「布穀園」 5.こんなことやってます 出演情報・著書のお知らせ ―――――――――――――――――――――――― 3.勇気とかライフスタイルとか   ―アドラー心理学のお言葉たち―  「幸福になろうと欲しないならば、幸福になるのは不可能だということである。それゆえ、自分の幸福を欲し、それをつくらなければならない」(『幸福論』アラン p286) 自己決定論だよね~。 ちなみに著者のアラン(1968-1951)は、アドラー派ではなく、でもアドラーと同時代を生きたフランスの哲学者です。 でもこの言葉の出典元になっている『幸福論』は、アドラー心理学を学んでいる人が読んでも「そうそう、そうだよね」とうなずける部分がとてもたくさんあるのです。 「幸せになりた~~い」 と、雲をつかむみたいに漠然と言っててもだめで、「欲しなきゃ」そして、「つくらなきゃ」ということなのでしょう。 私の幸せは私が作るもので、あなたの幸せはあなたが作るもので、誰かがわざわざ持ってきてくれるものじゃない。 自分を幸せにするためには、自分が何によって幸せになるのかを知らなければならない。 そして自分からその幸せに向かって体当たりするくらいの勢いで、迷いなく飛び込んでいかなくてはならないというものなのでしょう。 (すみません、今回のメルマガタイトルでもったいつけました。しかし幸福ってなんなんでしょうね。まあわりと私は単純ですが。続きは本文で!)

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  • 本メールマガジンでは、世の中のさまざまな出来事を、「アドラー心理学的に解釈するとどうなのよ?」という視点で切り取っていきます。 対人コミュニケーションで壁に当たった、自分自身との向き合い方に悩んでいる。そんなときに読むと、ちょっとホッとしたり、勇気が湧くような情報をお届けしていきます。 時には、まったく心理学とはかけ離れた、でも実は根っこがつながっているような話をしていくのでよろしくお願いします。
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