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時間の問題ではありました。当初からNVIDIAの決算発表が日経平均株価新高値更新のタイミングになる可能性が高いと予想していましたから、来るべき時が来たという落ち着いた感情と証券会社新入社員時代のことを思い出してしまうノスタルジックな感情が絡み合い複雑な心境でした。とにかくNVIDIAの成長には驚かされますし、生成AIという分野の成長スピードが今の株式市場の本流テーマであることを改めて実感させられる1週間でした。米国は利下げ判断が難しそうですね。株価も好調、経済指標も強めな数字が継続すれば利下げはさらに後ずれする可能性がありその辺りのネガティブな副産物には注意を払った方が良さそうです。今週は日経平均vsダウのバトルはどうなるのでしょうか?それでは今週の週刊xoxoスタートです。
xoxo
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今回のテーマ
1.日経平均最高値更新記念!新バブルへGo!
2. ハイパーグロース株分析:プラスアルファ/コンサルティング(4071)押し目は絶好の買い場
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1.日経平均最高値更新記念!新バブルへGo!
2月22日ついにその時を迎えました。
正直米国主要三指数が軒並み史上最高値もしくはそれに準じた上昇をしていていわゆる今年の
Rising Sun
でもある日本が史上最高値を取らないことはないだろうというむしろ精神論もありこうなることは大方予想できました。
意外と思われるかもしれませんが海外の投資家、特に派生商品を主にやっている投資家はこういう節目は重要にみていて(決してテクニカルではありません)今回の上昇が先物主導であることを考えれば最後は腕力でもこの既成事実を作りに行くだろうというのは僕のSNSの朝コメ見ていただけていれば、ご理解いただけたかと思います。
実際主体別投資家動向みても今年に入って海外投資家の日本株買い越しは明らか。初めからこの水準訂正は狙っていましたよね。
海外勢が強気なのは僕も当初から予想していたことはすでに書いた通り。
SNSのTLにも様々な喜びのコメントが流れてきました。
もちろん僕もこの事実を特別な感情で受け止めました。
今回はこの歴史的な局面で敢えて僕の過去の記憶とバブルの振り返りをしてみたいと思います。
■僕にとって平成バブルとは一体何だったのか?
僕、実はバブルと密接に関係しているのです。
まだ証券界にいなかった1989年。
僕はちょうど大学生2年生。
遊び過ぎてお金が無くなり親に言うと
待ってなさい、お金作ってくるから
と言われ数日するとお金が入金されるというバラ色の時間
※後にこれ何やっていたのか?と聞いたところ今で言う短期スイング。証券会社から言われた銘柄買うと1~2日でお金増えたみたい。そりゃそうだ、当時は大量推奨時代。証券会社が旗を振った銘柄をイナゴすれば儲かったし高い手数料も証券会社に落ちるわけだからある意味WINーWIN。今なら相場操縦でアウト案件
それでもお金が無くなれば、不動産仲介会社に客を紹介すれば一件辺り5万円程度報酬が貰え、東京ドームで巨人戦の内野席のチケットを買って人に売れば2-3万円手に入るそんな時代
大学での勉強はほどほどに、夜な夜な学生同士のパーティーで六本木、原宿や銀座あたりで遊びまくっていました。
本牧のBAYSIDE CLUBあたりも遊びの拠点にしていて東京から横浜まで何分で行けるなどというバカげたこともしていました。ごめんなさい
当時六本木カローラと言われたBMWの3シリーズには乗っていませんでしたが、車を買ってくれと言えばすぐ買ってもらえ、
人生なんて楽勝
なんて思っていたのがこの時期です。
実際1985年のプラザ合意以降急速に円高が進んだことに対応する形でとった低金利政策がバブルの発端。
そんななか1987年にNTT株民営化で一気に株式が身近に考えられるようになり、『財テク』という言葉が生まれ運用してない人間は損だくらいに言われていた時代。(なんか今と似てるな)低金利故の過剰流動性が一気に不動産市場に流れバブルを引き起こしました。
当時野村證券による『ウォーターフロント開発計画』の腕力推奨販売。
つまり土地の価値が顕在化されることによる企業価値の上昇がテーマとなり東京湾周辺に巨大な土地を持っていた石川島播磨重工業(現IHI)、東京ガス、東芝や東京電力が人気化。
当時大手4社と言われた野村、大和、日興と山一による強烈な推奨販売の影響もあり株式市場は堅調。実体経済では不動産中心のバブルが形成されていきました。
象徴的な出来事がいくつもあることはご存じかと思います。
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