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国際戦略コラム NO.p0808 ???
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???
2024.02.26 ???
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日経平均とNYダウがほぼ横並び
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日経平均株価は39,098円で、NYダウの39,131ドルとほぼ横並びで
ある。市場の今後を検討する。 津田より
0.米国と世界の状況
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NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、
2024年2月12日は38,797ドルと最高値となり、16日は38,627ドルで、
20日は64ドル安の38,563ドル、21日は48ドル高の38,612ドル、22日
は456ドル高の39,069ドルで更新、23日は62ドル高の39,131ドル。
先週、株価は350ドルほどの上昇。22日は3万9千ドル台に乗せて、史
上最高値を更新し、23日も更新している。更新理由は、21日発表の
エヌビディアの決算発表で、純利益が8.7倍になり、AIと半導体株の
値上がりが大きい。
短期的には、FRBは利下げをしないことで、景気を維持しているよう
に見せるので、株価は上昇する可能性がある。企業決算も半導体や
AI関連企業の業績は良いし、リストラをして利益も増加するので、
株価的には、今の水準を維持する可能性は高い。
今問題なのが、商業用不動産ローンであり、2025年までに約1兆ドル
の商業用不動産担保証券(CMBS)が期限を迎えるが、そのうちの半
分は問題を抱えているという。地方銀行の倒産が増加するという。
もう1つ、気になるのが、ベゾス、ザッカーバーグ、ダイモンなど
のCEOが持ち株を大量に売却していることで、23日のNASDAQは44pの
下落になっている。彼らは、今が一番株価が高いと思っているよう
であり、今後、下落すると思っているからだ。このため、23日のNY
ダウもあまり上昇しなかった。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏も24日、米国内外の株式相
場の高騰は「カジノ的」だと警鐘を鳴らした。魅力的な新規投資機
会は乏しく、投資待機資金は最高水準に積み上がっているという。
そして、11月にトランプ氏が大統領に当選したら、今の状況は大き
く変化する。その上に、高金利で景気後退の可能性も増すことにな
り、かつ、トランプ氏はFRBに利下げを要求してくる。このため、複
合要素で、株価は大きく下げることになるとみる。
トランプ氏の大統領当選がほぼ確実されている状況で、英国の前首
相トラス氏は、保守政治活動会議(CPAC)に出席し、トランプ陣営
に迎合、トランプ氏が大統領になったときの英米関係を構築し始め
ている。世界が「確トラ(確実にトランプが大統領)」になった時
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