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馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」
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第661号(2024/2/25) 先週後半は「AI祭り」で日本株は暴騰/材料が少ない週、楽観と警戒のせめぎ合い
この週刊「世界経済・市場花だより」は、めまぐるしく変化する世界の経済や市場の動きなどについて、ブーケ・ド・フルーレット馬渕治好が、わかりやすく解説します。
※ 自主開催セミナーの予定です(カッコ内は、現時点でのお申し込み数/定員、です)。残席は、10を下回った場合に表記します。
3/2(土)葛西(2/25)
3/30(土)名古屋(4/25)
4/6(土)浜松町(3/25)
4/13(土)ウェブ(2/150)
4/20(土)札幌(5/25)
4/27(土)高岡(1/25)
6/1(土)大阪(2/18)
6/15(土)横浜(1/20)
6/29(土)福岡(0/20)
7/13(土)浅草(7/20)
7/27(土)ウェブ(0/150)
セミナーのスケジュールは、
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html
のページの下の方にあります。詳細やお申し込みは、それぞれのリンク先をご覧ください。
上記リンク先には、他社主催のセミナーも掲載されています。
3/23(土)東京会場ライブ及び録画視聴(アスリーム主催)
☆過ぎし花~先週(2/19~2/23)の世界経済・市場を振り返って
<週前半はエヌビディア決算への警戒、週後半はエヌビディア決算を受けて「AI祭り」>
(まとめ)
先週前半の世界株価は、先々週までにおいても「AI祭り」の色合いが濃かったため、かえって2/21(水)のエヌビディアの決算に対する警戒感が強まり、ぱっとしない展開となりました。しかし実際の同社の決算内容が事前予想を上回っているとして、週末にかけては大きく株価指数が急伸する国が目立ちました。
このように、先週の世界市場は、ひとえにエヌビディアを巡って株価がブレまくる、といった、不健全な状況であったと言えます。
(詳細)
世界の株式市場は、「AI祭り」の様相が濃い局面が多かったです。この「AI祭り」とは、AI(人工知能)関連の企業の収益が良いと、AIとの関係が薄い企業も含めて幅広い(主として半導体関連の)企業の株価が上昇するといった、行き過ぎ感が強い現象です。
ただ、こうした祭り状態が、先々週(2/16(金)に終わる週)までしばらく続いていたため、2/21(水)の米国株式市場引け後に予定されていた、エヌビディアによる11~1月期の決算発表を前に、かえって警戒感が広がり、世界の株価はやや頭の重さを示しました。
この警戒感は「エヌビディアの決算は大幅な増収増益になるに決まっているが、市場の事前の期待を下回って同社の株価が下落するのではないか」といったものでしたが、特にそうした警戒の裏付けがあったわけではありません。
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