▼▽▼ Vol.479
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佐高信の筆刀両断~単騎出陣の石橋湛山~
2024/3/1
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◆目次
1・筆刀両断 単騎出陣の石橋湛山
2・『噂の真相』人名録(45) 本多勝一
3・雑記
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1・筆刀両断 単騎出陣の石橋湛山
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石破茂と『ZAITEN』3月号で対談して決起を呼びかけた時、
彼は「情けあるなら今月今宵、一夜明ければ皆が来る」か、と言った。
情けはこの場合むしろ志と表現した方がいいだろう。
状況を切り拓こうとして立ち上がった時に
志のある者は危険を冒して行を共にする。
大勢が決まったら、
みんな同調して雪崩れを打つといった意味である。
自民党の「常識」に逆らって、
社会の「常識」を主張している石破の孤独感が伝わってくる述懐だった。
石破も尊敬するという石橋湛山は単騎出陣型の政治家だった。
とにかく独りで走り始める。
いや、独りでも走り始める。
同調する者を当てにして、
じっと待っていたりはしないのである。
改革者という者はそういう者であり、
いまの自民党に必要なのは「改革者」というより「解体者」である。
いまから、およそ半世紀前に
『自民党解体論』を出した田中秀征は
『日本リベラルと石橋湛山』(講談社)の冒頭に、
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