<ロードサイドのハイエナ>井戸実のブラックメルマガ
▼638号店
2024/02/28
◆今週のメニュー
★ご挨拶
★レストラン訪問記
★10年前のレストラン訪問記
★『ぶけほーだい』コラボ今週の物件!
★帰って来たアーリーのコーナー
★Q&Aコーナー
★最後に
【ご挨拶】
皆様こんにちは。2月最後のメルマガです。今年はうるう年ですからね。明日29日が存在します。2月9日と2月29日の2回の「肉(29)の日」があって3連休も2回あったので今年の2月は戦えた2月でありました。ちなみに昨対を見ると大きく上回ってるほどではなくて、あれ?去年何があったっけ?と思ったら肉流通センターで初めて地上波で「坂上&指原のつぶれない店」に取り上げてもらった影響で昨年2月は盛り上がりました。起業してから2月は例外なく赤字で、気候も寒く一年で一番嫌いな月だったのですが、2年連続勝利することができて明るい気分で3月を迎えられます。
長野県の駒ケ根市に本拠を持つ株式会社ヤマウラという建設会社で凄まじい横領が起きました。
同社の元経理課長だった村田浩幸容疑者(63)が総額26億7千万円を息子の村田俊樹容疑者(35)を代表にした会社に不正に支出したことが判明し今月14日に逮捕されました。
同社の創業は大正5年で会社設立は昭和35年。
23年5月期の決算は売上高313億円、経常利益29億円。
自己資本比率70%。
現預金と有価証券で100億円。
有利子負債なしの無借金という火の玉みたいな会社です。
26億円横領されてもビクともしない訳ですね。
それにしてもトンデモない親子です。1988年に同社に入社した村田浩幸。入社6年後に経理課長に就任し、以後ヤマウラの経理を担当します。その後2013年頃より横領を始め、20年12月までの間に196回にわたり計8200万円を不正に引き出します。
19年10月には息子の俊樹に会社を作らせ2億4700万円を振り込みます。その頃俊樹容疑者は30歳。物事の分別は当然つく年齢でありますが、こんなアホなオヤジの息子ですから長野の田舎の変な会社で、しがない仕事に就いてたことでしょう。
そんなところへ父親から不正送金の受け口となる会社を作れと言われて法人登記をします。登記されていたのは長野県の辰野町という山に囲まれた田舎も田舎で、同級生の実家で「住所を貸してほしい」と頼まれたそうです。
この時点で父親から横領の片棒を担がされているのはわかっていたということでしょう。
そして世の中がコロナ真っ只中である21年5月から昨年4月までの間に20億円を振り込みます。そこで監査法人が簿価と預金残高が合わないことに気付き駒ケ根署に被害届を提出し、村田容疑者の不正支出が明るみに出て御用となった訳ですがどこまで金を逃がしたかはまだ真意不明です。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)