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貞子第二メルマガ:バフェット流の保守的な資産運用を堅持できるのか? それとも「AIバブル」行きのバスに乗って行くのか?

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2024/02/27
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24日、著名投資家であるウォーレン・バフェット氏は恒例の「株 主への手紙」を株主へ配信しました。 日本金融村でも、今年の「バフェット氏の株主への手紙」は、その 内容の質の高さから、「バフェットは流石だ」「バフェットは立派 だ」と、大変話題になっています。 バークシャー・ハサウェイの現金保有高は昨年10-12月に過去最 高の1676億ドル(約25兆2000億円)に膨んでいます。 そんな中、バフェット氏は今年の「株主への手紙」の中で、 「優良な企業の株式は、バークシャーや他の企業にみんな刈り取 られてしまったので、もうアメリカ国内にもアメリカ以外の国に も、お買い得な株価の優良な株式は市場には存在していない。そ の結果、われわれはキャッシュポジションを25兆円以上と、過 去最高水準にまで積み上げている。バークシャーは、今後は(パニ ックやバブル崩壊が起こるまでは)「目を見張るような業績」は達 成出来ないだろう。パニックやバブル崩壊が起きて、(バーゲンセ ールが再び始まれば、)その時はバークシャーは再び動く」、 という話を株主へ伝えています。 さらに、バフェット氏はこの「株主への手紙」の中で、以下のよう に警鐘を鳴らしています。      ↓  ↓  ↓ 「実際に、市場は最初(の株価がとても低いとき)は慎重な行動で 始まり、(株価が高くなると)最終的には不必要な投機的行動で終 わりを告げます。そして、2001年のように、市場は予期せずして 急停止することになります。(パニックやバブル崩壊) 嘘と思うならば、2008年の9月(のリーマンショック)を思い出 してください。速い通信と驚異的なテクノロジーは瞬時に世界中 に麻痺を広めました。 今だって、発煙筒が炊かれてから(=逆イールドカーブが発生し てから)長い時間が経っています。 『瞬時のパニック』は度々起こることではないですが、それは起 こります。 将来『瞬時のパニック』で市場が急停止したとき、バークシャーの 即時の対応力(25兆円以上積み上がった巨額のキャッシュ・ポ ジション)は、大規模なチャンスを与えてくれるでしょう。 今やカジノ(ホームトレードのこと)は多くの家の中に入り込ん で、個人はウォール街に扇動されて投機家となり、この投機家は 「熱狂」に突き動かされています。 (サイクル終期で株価が高くなると)より多くの一般大衆が株に 興味を持ち始め、そういった時期は、いかなる愚かなことであっ ても、それが売れるならば、すべてマーケッティングの材料にな ります。ウォール街の一部の(子悪党の)手によってマーケッティ ングされた(詐欺的な)金融商品が、盛んに売られてゆくことでし ょう。

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