久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと
毎月第1-4 火曜日発行 vol.172 2024/3/5発行
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3.大人の放課後相談室
Q. 大変じゃない仕事はこの世に存在するのか?
50歳のサラリーマンです。
これまで4つの会社を経験してきましたが、1つとして「ちょうどいい仕事量」の会社はありませんでした。
入社当初は、「ちょうどいい」と思っても、いつしか仕事量は膨大となり、ストレスも大きくなるのが常です。
2年前に転職した現在の会社では、自分は自営業だと思うことにして、他の部署に任せられる環境があるだけましだと思い、何とか乗り越えています。
そうはいっても大変と感じているのは事実なので、いっそもっと忙しくない会社を探して転職できないかと常々思っています。
サラリーマン生活も恐らくあと10年ちょっと。ここまで来たら腹をくくり、大変なことも受け入れて走り続けるべきか、はたまた逃げの一手で楽そうな職業を探すか悩んでいます。
久米さんは、どう考えますか?
埼玉県/50歳/男性
A. 大変じゃない仕事を私も経験したことがありません。しかしやりようによっては楽しくなることもあるのです。
質問されて、私もハッといたしました。私も大変じゃない仕事を経験したことがなかったからです。
まず仕事量は常にオーバーフロー気味でして、メルマガのメインコーナーのタイトル通り「自転車操業」なのです。
今この時間も、数日後に控えたベトナム出張を前に「来週のメルマガを出せるか?」「宿題のある仕事が終わるだろうか」と綱渡りをしている状況じです。それなのに、明日も明後日も講演を引き受けてしまっていて、自分で自分の首を絞めていると後悔しているところです。
ライフワークとして、主体的にやっているのは、このメルマガぐらいでしょうか。それ以外は、ご縁もあって気が付けば依頼されて引き受けてしまった仕事なのでした。
相変わらず睡眠時間は短く、今日もおそらく1時半ごろ寝ることになりそうですが、明日は6時半には起きて出勤しなくてはなりません。C-PAPという秘密兵器を使って深く眠れるようになったものの、相変わらず平均は5時間前後です。
とは言え、私はそんなに辛いとは感じなくなっています。
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