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ナスダックも調整入りの可能性

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2024/02/28
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ナスダックも調整入りの可能性 おはようございます 三寒四温ではなく四寒五温くらいの天候ではないの? と思うくらいの調子はずれの天候になっています。個人的にはお正月に、割安な高級食材を買いだめしすぎていまだにそれを食べている角野。先日も四国のお客さんから四国は油の産地、とか言われてラー油をいただきました。考えてみれば、オリーブ油とかごま油などの有名な産地。油などに今までこだわって料理などをしていませんので、それを換えることによって食材がどれだけ美味しくなるかなんて考えたこともなかったのです。とりあえず、脂っこいものはあまり好きではないのですが、きのうは餃子を作ってラー油と酢醤油で食べてみると、ラー油がすごくおいしい。また、ハマるものが増えてしまった、と、後悔すること仕切り(笑)。長い読者の方は薄々気づいていると思いますが、私はハマるとトコトン追求するタイプなんです。最近はハマるものが多すぎ、何か整理しなきゃいかんな、と思っています・・・。整理したくない、とか思っているのも事実ですけど(笑)。 ■ナスダックも調整入りの可能性 調整入りは、3/6以降だよ、と言いながらも、私自身も調整だろうね、と思いますし、またマーケットもそういう可能性の動きをしていると思います。きのうも記したように調整≠下落ではなく、調整というのは下落と時間経過による調整、すなわち保合い、ヨコヨコ相場の2種類があるよ、と言った通りです。 今回の場合はたぶん、ヨコヨコなんだろうね、とは現時点で思っています。 まず、NY株式の寄り前に大きくドルが売られる傾向は変わっていません。これはドルを売って株を買うという需給構造の問題だよ、という話をしています。この動きはここのところずっと続いています。つまり、投資家は買っても、買っても上昇しないという状態に陥っており、それが事件、たとえばインフレが抑制されていないだとか、商業不動産などに新たな事件が発生する、中東やウクライナで事件が起こるなどがあり、コンセンサスが売りに向かたときに一斉に投げられるリスクが存在する、ということです。 この事件に関してはいつも記しているように、とんでもないところから矢が飛んできた場合には、大きな下落になる可能性が高い、と言っている通りです。たとえば、ウクライナが負けそうなのは、織り込み済みですし、商業不動産や米地銀もおそらく織り込んでいると思います。反対にフーシ派の暴れるのが少し、緩和する可能性があるよね、と考えています。なぜなら、ネットなどを拝見していると原油のロシアの手持ちが増えているなどと言われて弱気が増えていますが、実際、在庫が余っていようが原油価格は為替と金利の影響を除いても原油価格は去年より高くなっているのです。ここから警戒すべきは、上に跳ねる危険性であり、下のリスクを見る場面ではない、と私は考えています。このように換算などをいつもみていると、ワケのわからない言質がさまざまなところで飛び交っているね、というのがおわかりになると思います。この結果、商品市況が大きく回復する可能性の方が高くなり、その結果、金利が上昇する可能性があります。 こんなわかりきっていることでは急落はしない、ということが言いたいのです。つまり誰もが予想しなかったことが材料視された場合、大きな崩落になる可能性がある、ということです。それは誰にもわからない、ということであり、目に見えない、データにもないことだから意識は薄れるかもしれませんが、頭の片隅には置いておかなければいけない、ことです。 なぜなら、水は高いところから低いところに流れるように、高い水準の株価やドル円であればいつ落ちてもおかしくない、という意識付けが大事だ、ということです。そのリスクはないと思いますが、警戒はしておかなければいけない、ということです。

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