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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽ネット空間の閉と開▽▲  限界限界……。 ※ 「誰もやってくれない」政倫審、身を捨てるしかなかった孤独の首相 https://www.asahi.com/articles/ASS2X6SBGS2XUTFK00L.html?iref=comtop_7_01  岸田さん捨て身だよね。報道公開ということは、絵が流れると考えて良いのだろうか。 ※ ロシアが仕掛ける「ハイブリッド戦」に警戒強めるNATO加盟国、日本の備えは十分か https://globe.asahi.com/article/15178338 >主に「相手を懐柔して、親ロ国家にして取り込む」「相手の内部の対立をあお り、不安定な状態にする」  言論表現の自由に過ぎないネット上の書き込みが、認知戦というフィールドに 上がるための要素は何か? ここに上げられたことも一つの要素です。敵という 言葉が適切かどうかはともかくとして、われわれが対立している相手国に有利な 言論、もしくはそのプロパガンダに乗っかり、かつ、結果として、社会の統合で は無く、分断を煽っている者は、認知戦上の対象と考えて良いでしょう。  ロシアや中国みたいに、言論を法律で縛れないから、その戦いは、やたらハー ドルが上がってしまうけれど。  貴方自身はどうか? 世代間戦争を煽り、沖縄の独立を訴える貴方自身はどう か? という疑問を抱く人もいるでしょうが、私はいつも国家安全保障を最優先 に考えています。  それから、私が本気で何かを煽る気なら、とっくにSNSでそれを発言していま す。ブログという今や全く閉じたネットの片隅でそれを主張しても、残念ながら 世間は煽れない。 Twitter という空間のエコーチェンバーは、基本的に閉じた世界です。ただ し、開いている方向が一部にある。限界右翼のそれは産経新聞というミニコミ誌 に開かれ、限界左翼のそれは、朝日や毎日、東京新聞へと開かれ、立憲という政 党にも開かれている。  限界右翼の存在は無視していい。影響力も拡散力も知れているから。限界左翼 のエコーチェンバーは、実際に政治や世論を動かす力があるから、黙殺すべきではない。 ※ 坂本龍一と忌野清志郎の時代 金平茂紀さん憂える「自由からの逃走」 https://www.asahi.com/articles/ASS2L63D1S21UTFL01G.html  金平さんは言いたいこと言って来たじゃん。この人たちは、右派からの批判や 反論が聞こえてくるようになったことをして、実はその程度のことで、「物が言 えなくなった」と言っているんだよね。東京新聞も元気なら、週刊金曜日だってある。  彼らにとって言論表現の自由とは、自分たちに心地良い言論で支配される空間 のことでしょう。自分たちを批判するノイズが聞こえない世界のことを言ってい るに過ぎない。  認知戦もそうじゃないのか? 一方的に認知戦認定するのは同じ穴の狢では?  というご意見をお持ちの方もいらっしゃるだろうけれど、基本的には、彼らが 真実だ真相だと主張していることが、国家安全保障や社会の安定にどう作用する

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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