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マーケットは月末を意識しているだけだと思う

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2024/02/29
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マーケットは月末を意識しているだけだと思う おはようございます きのう、たぶん20年ぶりに阪神淡路震災後に亡くなった友人のお墓参りをしました。おそらく、最期に墓前に行ったのは20年前だと思うのですが、芦屋の街は大きく変貌をしていました。10年前でも震災の後遺症が残っていたのですが、30年を経た今、きれいな街に生まれ変わっていました。20年前の体力が残っているのか、と私もあの急坂にチャレンジしてみましたが、たぶん、息の切れ具合からみると20年前と比較して体力は増進しているな、と感じました。能登の地震も、時間の経過とともに、もっと成長の糧になるということが早く人々が認識してくれればいいな、と思います。あと、個人的には体は年齢とともに衰えるという常識も、体の鍛え方によってはより体力は増すもの、と認識しています。経済も、人も、町も時間の経過で成長するものだと思います。強気のピークの時に過度な弱気はするものではないな、とは改めて思います。 ■権威主義の台頭 ナワリヌイ氏の死亡に関して憶測と推測の報道が目立つよね、と思います。ロシアがなぜ悪いのか、という解説も読みましたが、そもそも、これ、ロシアがウクライナに侵攻した原因がわかっていないじゃないの。それを放置していくら分析をしても無駄だよね、と思います。 西側の価値観にそぐわないといって東側の価値観を排除する、これはちっとも「まとも」な発想とは思いません。ただ、アメリカは東側の諸国は西側の築いたインフラ、つまり貿易や人権などのルールに「フリーライド」、タダ乗りしているというとを言えば、一気に東側が悪いという意見になるのだろうな、と思います。 そもそも東側の価値観というのは西側と合致するようなものではなく、独裁や専制なのですから、それはダメだ、ということで喧嘩することに意味がない、と思います。通常であれば、みなさんの日常であれば、お互いの妥協点を見つけだすことを行う訳です。それをお前らが悪い、といえば、こういう顛末になるのは見えている訳です。 具体的には、いつも言いますが、トランプ時代は北朝鮮もロシアもおとなしいのです。バイデンになって騒いでいる訳です。では、なぜ、トランプ時代にロシアや北朝鮮はおとなしかったのか、という研究や議論が全くなされていないような気がします。トランプは粗野で横暴だと私も思いますが(笑)、でも喧嘩という戦争は引き起こさなかったよね、というのは事実です。 バイデンは一方的に価値観を押し付けているようには感じます。ある意味、権威主義のように感じます。トランプも押し付けたけど、喧嘩は引き起こしていない、というのが事実です。 プーチンの意見を聞いているとなんという偏屈で凝り固まった発想なのだ、と私は思いますが、そこまで追い込んでいるのは誰なんだ、とも思います。そもそもプーチンが戦争を行った原因というのは、たぶん、西側の価値観の押し付けなんだろうね、とは思います。ドイツの環境政策での電力問題や、中国に依存しすぎ、ロシアにエネルギーを頼りすぎ、貿易に依存しすぎ、頼り切っている東側を非難すれば誰だってカチンとくるとは思いますが(笑)。ドイツの失政は明かで、次の展望が見えない状況だと思います。となると拡張主義が台頭してくるのは見えてくると思います。たとえば、日本に対してドイツ銀行が円はルーブルやトルコリラのような通貨になる、と言われてカチンとこない日本人はいない、と思います。私の意見はドイツに言われたくないよ、ということです。これだけ何もかも失敗をして、と思います。うまく行かないからロシアはドイツへの安全保障問題で動いているのではないのか、と考えています。ロシアが日本やアメリカ並みの民主国になったとしてもアメリカのロシア嫌いが治るような気がしません(笑)。及び、ヨーロッパの(笑)。

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