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「説明責任を果たすために総裁として政倫審出席を自ら決めた」という岸田氏の行為は、国会・政倫審を愚弄する、極めて悪質な不道徳行為である。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
自民党の派閥の政治資金事件をめぐる衆院政治倫理審査会(政倫審)の開催に関して、岸田首相は、審査会に「自民党総裁」として、「公開」の形で出席しすると表明しました。 出席する理由として岸田氏は、 「私自身、自民党総裁として政倫審に出席し、マスコミオープンの場で説明責任を果たしたい」 と述べ、その上で、 「政治の信頼回復に向けて、志ある議員に政倫審はじめあらゆる場において説明責任果たしてもらうことを期待したい」 と発言しています。 この振る舞いは一般に、『「来年度予算の年度内成立」のカギとなる衆院政倫審開催をめぐり、自民党内の混乱が野党の攻勢を招くという悪循環を断つため、総裁として「率先垂範で全面公開での政倫審出席を宣言する」という“奇手”で、事態打開を狙ったものだ。』と解説されています。 https://toyokeizai.net/articles/-/737651 つまり、岸田氏は、

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