喜多川泰のLeader’s Village Vol.101号です。
今日から3月。
我が家の庭の梅にも花が咲き、今年もメジロがその花をつつきにやってきました。
一本の木に2羽のメジロ。
メジロはつがいで行動する習性があるそうですから、きっとパートナーなのでしょう。
梅の花にくちばしを入れてせっせと蜜を吸っている様子は、とても甲斐甲斐しく、思わず見守ってしまいます。
メジロは甘い蜜が大好きなんですね。
だから梅の花が開くとその蜜を吸いにくる。
ところが梅の側からすれば、メジロがそうやって梅の花を探して飛び回ってくれるおかげで、受粉できる。我が家の梅の木もこのあとたくさんの梅の実をつけることになるでしょう。
自分が好きでやっていることが、実は誰かの役に立っている。
そうやってお互いがつながって、世界は動いている。
毎年やってくるメジロは、いつもそのことを僕に教えてくれます。
さて、大学入試もほとんどの試験が終わり、これからは各都道府県の高校入試のシーズンへと変わって行きます。実は神奈川県は公立高校の入試も合格発表も2月中に終わってしまうんですね。
ですから、これからの時期は新しい生活に向けて準備をする期間。
自分の子どもが受験生であれば、我が子の結果もさることながら、それらがひと段落すると、
「あの子どうだったかな?」
と、親戚の子や幼馴染の結果なども気になり出します。
受験や合否の話をするときに、無意識のうちに口にする言葉として
「賢い」
がありますね。
「あの子は賢いから…」
とか。
多くの場合、子どもに対しては、
「賢い」=「試験で点が取れる」
という意味で使われる。
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