『温泉失格』著者がホンネを明かす~飯塚玲児の“一湯”両断!
VOL.458 / 運び湯温泉についての雑感
2024年2月29日発行
今週の目次
1.コラム~うつうつ湯避行 = 言霊と心身の不調との関係
2.今週の“一湯”両断!= 運び湯温泉についての雑感
3.不定期連載 郷土の味 逍遥 = 「千葉県各地の青柳さんが焼き」
4. 読者からのお便りコーナー = こたヤンさんからのご質問
5.ただいま仕事中!&発刊済みのお仕事一覧
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1. コラム〜うつうつ湯避行 #458
「言霊と心身の不調との関係」
このところ3週連続でメルマガ配信が1日遅れとなってしまい、なんとも申し訳ない限りである。
本日はまさに日付が変わる時間になってしまった。
先週後半から昨日にかけて、3か所の病院へ出かけ、4つの病の主治医と話してきたもので、なかなか集中して原稿を書けなかったというのが原稿遅れのいちばんの理由。
何しろ病院はやたらに待ち時間が長い。
その割に待合室にデスクなどがまったくないのでPC持ち込んでも作業が滞ってしまう。
その病院の一つである精神科の受診では、主治医から「最近はずっと調子が悪いようだねえ」と言われてしまい、さらに話のやり取りの中で、「うーん、話を聞く限りだと、やっぱりお金かなぁ」と、僕の不安要素の大元をズバリ指摘されて、ああ、そうなんだなぁ、と改めて気付かされた。
その一方で、先日、信頼できる友人からメールをもらって、「お金がない、ということを書いたり話したりしない方がいい。
というのも、言霊というものがあって、繰り返し使っていると、それが現実になってしまうんだ」と。
これには「なるほど!」と開眼する思いだった。
文章を書くことを仕事にしてきたので、言霊信仰は積極的に肯定する派だったのだが、あまりにも憂うつな状態が長引いてしまい、すっかり頭の中が後ろ向きになってしまっていた。
考えてみれば、自宅事務所で仕事をし、温かい風呂とベッドでくつろぐことができて、普通に3食を食べることができるのである。
これは当たり前のことではない。
要するに僕は「恵まれている」と言ってもいいのだ。
そう考えると、急に心の中に渦巻いているドス黒い雲が、さぁーっと晴れてくるように感じた。
なんだか元気も出てきたようにも思った。
これを機に、今後可能な限り「お金がない」「憂うつだ」という言葉を使わないようにしたい。
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