ウォーレン・バフェット氏によれば、「リーゾナブルな価格で買え
る優良な企業の株式はなくなったので、今はキャッシュポジショ
ンを25兆円以上保有して、次のパニックに備えている」
「今は当面はじっと我慢の子で、『次のパニックか暴落こそが我々
の出番』と、次のビック・チャンスに備えている」とのことです。
バフェットの言う「次のパニック」とは、おそらく「ロシア通貨
危機」などの新興国の通貨危機のことを指しているのではないで
しょうか???
アメリカで巨大バブルが生成されるときは、必ずと言って良いほ
ど世界中のマネーがアメリカ一国へ集中してゆきます。そういう
時は、1990年代後半もそうでしたが、新興国ではマネーが貸
しはがされて通貨危機が多発します。
もちろん、FRBは迅速な利下げを行なってアメリカ国内のパニッ
クを納めることでしょう。
FRBは「AIバブル」を継続させようとするでしょう。
バフェットもパニックのときは動くと既に宣言しています。
2月24日のバフェットの「株主への手紙」は、日本金融村でも大
変話題になりました。
日本金融村でも、「バフェットは流石だね」「バフェットは本当の
ことを言って偉いね。立派だね」というわけです。
「もう十分に資産を蓄えたから、自分はバフェットのように投
資の基本に戻って地道な保守主義に徹する」と、バフェット氏の
ようにキャッシュポジションを厚めにして「次のパニックや暴落」
にゆったりと備えることは、富裕層の個人投資家ならばとても賢
いやり方だと思います。
そうは言ってもアメリカでは「バブル行きのバス」が発車してし
まいました!!!
「バブル行きのバス」がバブルへ突き進んでゆくのを、ただ「指を
くわえて眺めている」のは、常人にはとても辛いことです。
超富裕層でなかったならば、このバブルに乗っからない手はない
のではないでしょうか???
超富裕層でなかったならば、「半値になっても構わない」範囲内で、
「バブル行きのバス」に乗ってみてはどうでしょうか????
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