真田さんは、
この企画への出演依頼を受けた時に、
「日本人役には、日本人の俳優を起用すること。
そうでなければ、このプロジェクトには関われない」
という条件を提示したそうです。
これを受け入れたスタジオ側、
そしてエグゼクティヴ・プロデューサーたちやトップクリエイターたち、
そして、信念を貫き通した真田さんと宮川さん、
皆さんの覚悟と心意気には
頭が下がるばかりです。
”ハリウッドの(日本人と歴史・文化)描写” をついに変えたのですから!!
この作品が手にした成果は、
確実に、僕ら日本人俳優たちの未来を変えていくでしょう。
そういう希望の光が見えます。
真田さんの、その日米での献身の日々と、
長いキャリアの積み上げがあってこそ、
この巨大な座組みを、全員が同じ方向を向いた形で、
引っ張り続けることができたんだな、、、と思います。
経験と、
時代の変化の流れと、
世界が求める質、
すべての歯車が噛み合ってこの世に生まれた
新版『SHOGUN 将軍』は、
ハリウッドでなければ実現し得なかった、
”奇跡” のシリーズなのかもしれません。
現場での真田さんは、
超が付くほどにご多忙なはずなのに、
いつも気がつくとどこにでも居て下さって、
しかもとても楽しそうでした。
次回、4月号は、
その真田さんから現場で教わったこと、
交わしたやりとり、
僕がその道のりで感じたことなどを
詳しく書き綴ってみたいと思います。
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