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【岸田総裁の政倫審出席はむしろ有害】岸田氏の弁明は予算委員会と全く同じ。唯一の相違点「パーティやらない」宣言は奇しくも「岸田文雄に倫理ナシ」の証となった。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
今回自民党総裁の岸田氏をはじめとして自民党議員達の「裏金疑惑」を巡って開催された政倫審なんて、強制力も無いし、任意だし何の意味も無い、という意見がしばしば言われる。 今回開催された政倫審の審査の模様を、見ている限り、「何の意味も無い」という意見は的を射たものではある。 しかし、本来的に言うなら、政倫審に意味が無い筈がない。岸田文雄氏ら「疑惑の被疑者」として出席した議員達の振る舞いのせいで政倫審が失われてしまったものの、本来的には政倫審には意味がある。 そもそも政倫審は、「国会における倫理の維持・確立」を果たすことが目的であり、その目的は誠にもって重要なものなのだ。そして、疑惑の被疑者達が誠実に振る舞いさえすれば、政倫審は、その目的を果たすことができるのだ。 そもそも今回の政倫審の目的は、「裏金」があったことがハッキリしている以上、 「なぜそんな裏金をつくったのか?」 「その裏金を何につかったのか、あるいは使おうとしていたのか?」 「その裏金、誰からもらったのか?」

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