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過去問マシンガン:Lesson18 賃貸借
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民法の規定及び判例によれば,
【問題1】~【問題48】の記述が,
それぞれ“○”か“×”か…について,
判定を行いなさい。
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【問題1】
(直近10年間で1回出題・重要度★★★)
賃貸人Aから賃借人Bが借りたA所有の甲土地の上に,Bが
乙建物を所有する場合において,AB間で賃料の支払時期に
ついて特約がないときは,Bは,当月末日までに,翌月分の
賃料を支払わなければならない。
(平成26年【問7】肢4 一部修正)
(解説はこちら ^o^)
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[民法上の原則は,“後払い”である。]
民法上,
建物&宅地の賃貸借契約における賃料は,
“当月分を当月末払い=後払い”で支払うのが原則である。
(実務では,前払いのケースが多いが,あくまでも
“民法上の原則は後払い”なので注意しよう!)
建物を所有する目的で
土地を賃借している本問の契約は,
“宅地”の賃貸借契約であり,上記のルールが採用される。
ところが,
賃料の支払時期について特約がないにもかかわらず,
“当月末日までに,翌月分の賃料を支払う”とされており,
本問の記述は“前払い”となってしまっている。
【正解×】
《保坂塾テキスト[vol.1] 174ページ参照》
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