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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2024.3.6号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『本当のSDGs(3)SDGs運動の提案者の真の目的』
◆日本社会に必要な重要課題は後回し。SDGsが掲げている17の目標
◆政策・目標を決められなくなってしまった日本。なぜSDGsは生まれたのか
■なんでも質問コーナー
■インフォメーション
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『本当のSDGs(3)SDGs運動の提案者の真の目的』
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◆日本社会に必要な重要課題は後回し。SDGsが掲げている17の目標
数年前から突然、日本社会に現れたSDGsという運動は、国連で決まったもので
タイトルは英語で言われているが、日本語に訳すと「持続可能な開発目標」と
いうことになる。いつの間にかSDGsというのが、我々の日本の政策の基本部分
を構成するということになり、一流企業の部長以上の方がかなり大きなカラフ
ルなバッジを部長などの人がつけるようになった。
これまでの日本社会では非常に珍しいことで、そのバッジはなんだろうかとい
うふうに思っているうちに、産業界では銀行が持続可能なSDGs運動の趣旨に沿
わないものについては銀行は融資を渋るということも言われるようになり、い
つの間にか日本社会のコンセンサスになったように錯覚されている。
ところが考えてみるとSDGsで言われている17の目標は通常では日本の国会が
政策として決めるような問題である。
具体的に羅列すると、貧困をなくそう、飢餓をゼロにしよう、すべての人に健
康と福祉を、質の高い教育をみんなに、ジェンダー平等を実現しよう、安全な
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