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第310回 高騰するビットコインとトランプコインの人気、Youtubeビデオ作成におけるAIとブロックチェーン
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▼今回の記事
ビットコインが史上最高値を更新した。やはり高騰の背景にあるのは、続くビットコインETFの認可だ。これを紹介する。また、トランプコインのようなものが出てきて大変に注目されている。最後にメインテーマとして、Youtubeビデオ作成におけるAIとブロックチェーンの分野で注目されているプロジェクトを複数紹介する。
▼史上最高値を更新したビットコイン
ビットコインの高騰が続いている。先週は、6万1000ドルの史上最高値を更新した。現在は955万円程度で取引されている。この牽引力になっているのは、4月に迫った半減期、そして非常に好調なビットコインETFである。ETFの新しい情報は後に書くとして、まずは相場に影響を与えた先週の動きを簡単に紹介する。以下である。
1) ビットコイン、2年以上ぶりに6万ドルを突破
ビットコインは2月28日に6%以上上昇した後、2年以上ぶりに60,000ドルを突破した。ビットコインがこの相場より上で取引されたのは2021年11月12日が最後で、それ以来ビットコインは反転を開始し、2022年4月初めのマクロ安値19,297ドルまで67%以上下落した。ビットコインの強気の勢いは、スポットビットコイン上場投資信託(ETF)が2月26日に1日の取引高で史上最高の24億ドルを突破した2日後のことだった。新たに登場した9本のスポット型ビットコインETFは、この1週間で少なくとも2日間、合計20億ドル超の取引高を記録した。
2) 米政府、ビットコイン価格6万ドル突破後に押収ビットコイン9億2200万ドルを移動
米政府は、2016年に「ビットフィネックス」から押収した資金を保有していた2つの暗号通貨ウォレットから9億2200万ドル相当のビットコインを送金した。送金されたのは、ビットコインが2月28日に2年以上ぶりに60,000ドルを突破したのと同じ日だった。2016年に「ビットフィネックス」がハッキングされ、約119,754BTC、現在の価格で74億ドル以上の価値がある資金が政府に押収された。ハッカーのイリヤ・リキテンシュタインは、「ビットフィネックス」から45億ドル相当以上のビットコインを洗浄した。ハッキングした犯人のリキテンシュタインとラッパーの妻、ヘザー・モーガン(ラズレカンとしても知られる)は2022年2月に逮捕された。
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