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公認心理師永藤かおるの「勇気の処方箋」
―それってアドラー的にどうなのよ―
Vol.067 2024年3月8日発行
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:: 目次 ::
1.それってアドラー的にどうなのよ 「ライフタスクに直面すると」
2.ちょっと御相談がありまして 「特別編」
3.勇気とかライフスタイルとか ―アドラー心理学のお言葉たち―
「心理学は一朝一夕に学ぶことができる科学ではなく、学び、かつ実践しなければならない」
4.ナガトウカオルの出張ごはん 大阪市北区「ねぎ焼きやまもと 梅田エスト店」
5.こんなことやってます 出演情報・著書のお知らせ
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1.それってアドラー的にどうなのよ 「ライフタスクに直面すると」
「またかい?」と言われるかもしれないけれど、ライフタスク(人生の課題)に直面しております。
師匠であり、上司であり、私が所属するヒューマン・ギルドという組織のボスである、岩井俊憲という、「生きるアドラー心理学」みたいな人が、緊急入院をすることになったわけです。
小さな小さな会社で、その大黒柱が抜けるとなると……お察しの通り。
20代とか30代前半くらいまでの、仕事もなにも目いっぱいで全力でもがいておぼれかけてた頃。
50代や60代になるといい感じに力が抜けて、人生楽勝になると信じてたものです。
「ああ、いいなあ。もう大変なこととかないんだろうな。余裕なんだろうな」
って思ってた。
全然違った。
こんな形でものすごい荒波が来るのか。
いやいや、こんな高波、経験したことないし、知らないし。
でも。
『生きるために大切なこと』という本の中で、アドラーはこんなことを言っています。
「好ましい状況で暮らしている人は、ライフスタイルが表に出ることはない。しかし、困難に直面したりすると、その人のライフスタイルがくっきりと表れることになる」
出たね。
出た出た。
(何が出た?(笑) 続きは本文で!)
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