《抜粋》
日経平均の今現在の理論値はおよそ4万円です。
今後、日銀や日本財務省が「おかしなこと」さえしなければ、日本
経済はなんとか2%前後のインフレを維持してゆくことでしょう。
振り返ると、黒田日銀が2%インフレ目標を掲げて登場したのは
2013年春でした。
この間、「2回の消費税増税」が行なわれた結果、内需が一時的に
冷え込み、日本経済はなかなか2%インフレ目標を出来ませんで
した。
その2%インフレ目標達成が、2023年~2024年になって
ほぼ目処が立ち始めています。
ただし、この「2%インフレ目標の達成の目処」は、しっかり立っ
ているわけではありません。ちょいっと心許ないところもありま
す。
日本財務省と植田日銀がおかしなことをしなければ、
くれぐれも「財務省と日銀がおかしなことをしなければ」が大前
提なのですが、
日本経済はこのまま成長軌道に乗って、日経平均も「日経平均:
4万円は通過点」として、上昇トレンドを維持してゆくことでし
ょう。
「おかしなこと」とは、
・日本財務省が再度「増税」に動くことと、
・植田日銀がマイナス金利解除の後に利上げに動くことです。
そして、彼らが今後「こういったおかしなこと」をしないのかとい
うと、そこが「とても心許ない」のです。
おそらく4月のマイナス金利の解除では、日経平均:およそ4万
円はなんとか持続可能でしょう。
その後、年半ばあたりに解散総選挙が行なわれて、岸田政権が倒
れて新総裁が選出されるならば、新総裁の下で増税が実施される
のかどうかは、とてもとても要注意です。
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