2月の終わりころから急に春めいた天気の日も・・・
でもまだまだ不安定な季節の変わり目の3月です。
季節外れのような雪の降る日もあったりしてスタッドレスタイヤを夏用タイヤに交換するのはまだ早いかな?
なんて思ったりしています。
この不安定な気温の変化で私自身も若干風邪気味でして・・・
皆さんも体調には気を付けてください。
今月号はカーボンナノチューブペーストの重要ポイントへ追加した件についてです。
固定してあるカーボンナノチューブペーストの特徴と併せて読んでいただければ幸いです。
数日前のアメブロにも同じテーマで記事を書いていますので、こちらも並行して読んでいただければ解りやすいかと思います。
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【ついにカーボンナノチューブペーストをオルタネーター部に施工しました!】
先ずはカーボンナノチューブペーストを発売する直前のAir Repair iQへの試験施工時の話から・・・
当社は自社カーボンナノチューブペーストを販売し始めてから以降、徐々にAir Repair iQへの試験施工箇所を広げてきました。当初は基本部分であるバッテリーの±両端子及び電極、+側から車体へ電気を供給するアース端子面及び接地箇所から始めて、徐々にセンサー及び代表的補器類のカプラー電極部へ施工箇所を広げてきました。
ご存じのとおりカーボンナノチューブの電気的優位性はかなりのもので、銅の1,000倍以上の高電流密度耐性、銅の10倍の高熱伝導特性というかなりの導通性能。サイズがナノなので電極のナノサイズの凹凸に入り込み接触面積を稼ぐと同時に通電条件を良くする事で電気の通る量をかなり多くすることが可能とすることができるのです。
基本施工箇所のバッテリー関連部分への施工(Air Repair iQは軽自動車用バッテリーを使っているので端子サイズが違います。なので変換アダプターが噛んでいますのでロスがある)だけでも効果を感じる事ができ、始動性の向上や灯火類の照度の向上、オーディオの音質の変化などを感じる事ができ、その後は
スロットル動作関連(スロットルペダルユニットとスロットルボディの接続カプラー)、点火系関連(イグニッションコイルへ接続されるハーネスのカプラー)、エアフロ関連(センサーカプラー)、サブコン系統(全てのサブコンの接続カプラー)にも施工箇所を増やしていきました。
ただ、この細かな部分への施工をAir Repair iQに行った時のエピソードなんですが、一気に施工を行ったんです。するとAir Repair iQのイグニッションをONにしても全く動作しなくなったんです!
ECU(サブも)を含めて全てが壊れたか?なんて。ヒューズ類もメイン回路の焼損など全て点検。異常無し・・・
ひょっとして回路全交換か?
ダメもとでバッテリーを再接続しイグニッションON・・・全てのウォーニングランプが点灯後消灯!
通常通りイグニッションボタンを押して始動・・・今まで以上に元気よく♪
ブリッピングしても力強さとピックアップが違う・・・
どうやら通電条件が一気に良くなりECUへの情報信号伝達量が増えすぎてフリーズしたみたい・・・(これは予想ですが)
その後、燃調が少しずれたために再セッティング作業を1ヶ月ほどかけて修復しました。
信号の質や転送速度が違うのか理想値からすこし変わりましたね。
そしてこの施工時期に気になっていたのが大電流の流れるオルタネーターのB端子接続部と制御用カプラーへのカーボンナノチューブペーストの施工。実は一瞬フリーズした時の事が記憶に残っていまして、電流量の多い個所に施工する事に対してちょっとした恐怖感があったんですよね。だからカーボンナノチューブペースト導電改善剤を販売開始して2年ほども経った今頃になってしまったんですよ。
発電する時のオルタネーター駆動による馬力損失は4~5馬力と言われています。
これはかなり大きいですよね。そしてオルタネーター発電時に使われる馬力は変動するのですが、要求電力量が増えれば増えるほど使う
馬力が増えてくる(駆動に使われるエンジンパワー→スピードに結びつくパワー減)んです。
ただ今時の車には充電制御というものが組み込まれていて、バッテリー電圧が基準値を超えている場合だと、オルタネーターは休止状態になりオルタネーターを稼働させる時に発生するエンジン出力損失を抑えるようになっているんですね。
車両運動性能を追求するためにAir Repair iQは16Kgある標準のQ55バッテリーから11KgのM55バッテリーに交換しているのですが、ネックとなるのが小型化されたバッテリーゆえに電圧の維持時間が少なくなっているという点なんです。
毎日、乗れれば問題ないのですが3日置くとかなり電圧が下がってしまい、走りながらの暖気運転を30分行ってやっと通常になるくらい。
そこまではエンジンの回転も重くレスポンスも若干悪い状態なんです。満充電時のレスポンスの良さやトルクのツキの良さとはかなりの差となってしまうんですよね。
システム全体の電圧が低いと、最低でも点火エネルギーと燃料噴射システムに使うエネルギーに対して影響が出てしまいます(これがエンジン回転の重さとトルクのツキの違いに表れてくる)。
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